つばめ投資顧問の「顧問」に就任

新型コロナウイルスが憎い

この記事は約2分で読めます。

新型コロナウイルスは、少なくとも、現段階では、日本においては、重症患者数、死者数ともに、それほど多くないのに、政府の対策や、それを報道するメディアが「煽る」内容ばかりなので、「情報パンデミック」の様相を呈しています。

熱中症で死ぬ人の方が多い

7/24時点の全国の新型コロナウイルスによる死者数は累計992名です。
(参考)新型コロナウイルス 国内感染の状況(東洋経済ONLINE)

一方で、平成30年、主に夏の間国内で熱中症で亡くなった方の人数は1,581名にのぼります。この年の死亡者が特に多かったことを踏まえても、ありきたりな熱中症だって、相応の人数が死んでいるのです。
(参考)年齢(5歳階級)別にみた熱中症による死亡数の年次推移(平成7年~30年)

ちなみに、これが肺炎だと1年間に10万人以上が亡くなります。(出典:厚生労働省

高齢者が弱いのはコロナに限らない

コロナを発症した場合、高齢者ですと若い人に比べて高い確率で死ぬことから、高齢者はコロナに怯えています。でも、高齢者が病気に弱いのはコロナに限らず、例えば、上記熱中症の例でも直近年の場合、65歳以上の方が8割以上の割合を占めています。

他の例をいちいち列挙しませんが、これはインフルエンザだってなんだって同じ傾向です。

我が家に起こった悲劇

実は今週、関西に住む母の元に、関東から家族が別の用件もあって立ち寄る予定だったところ、直前になり本人からキャンセルの電話がありました。

母曰く、東京などでコロナウイルスの発症者が相次ぐ中、東からの客人を泊めるわけにはいかないと

直前まで悩んだ末で断腸の思いでの決断だったと告白してくれました。(ストレスで血圧も上がった由)

母は今年80歳になります。昨年は脚が時々痛くなりましたが、私と二人でベトナムにも旅行に行き、コロナが収まったら再び海外旅行にも行きたいと言っていました。

しかし、コロナの問題はこれから1年とか短期間で解決することはなく、このままですと、母は家に閉じこもる生活をして、運動不足→脚が弱くなる→しまいには歩けなくなる→寿命自体も短くなる、という展開になりかねません。

母からは「高齢者の気持ちも分かって」と言われましたが、残された人生で「やりたい事をすること」と「感染リスク・死亡リスク」との天秤となります。周りから無理強いは当然できず、最後は母自身の決断となります。

母からは、昨年「来年は80歳のお祝いを家族集まってやってもらうからね」とお願いされていましたが、果たして実施出来るのか・・・・

本当に新型コロナウイルスが憎い。毎日、報道するメディアもこの様に老人のメンタル面に悪影響を与えていることを知ってもらいたいです。

I hope you like it.

スポンサーリンク
雑感雑記
ランキングに参加しています。応援(クリック)が励みになります。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
シェアしていただけると、とても嬉しいです!
この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

エルをフォローすると更新情報が届きます。