これが、米国株の実力です。

他人の情報に振り回されるのはおやめなさい

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「有名企業への就職内定率が高い大学はこれだ!」

「最新の大学偏差値ランキングはこれ!」

「給料の多い会社はこれだ!」

「生涯年収の多い会社はここ!」

みたいな記事が、毎年同じ雑誌(しかも複数の)から同じ時期に記事になります。

大学の偏差値も就職率も1年単位で大きく変動するわけはないし、給料だって1年という短い期間の多少の変動を見たところで、何も面白いことはありません。なのに、毎年、同じような記事の繰り返し。もちろん、読者がいるから出版社は記事にするのでしょう。

また、諸条件の違いの考慮もなしに、30歳の平均金融資産の額の統計を見て一喜一憂したり、「40歳でアーリーリタイアするためには、いくらあればいいと思いますか?」(例示)といったアンケートがツイッターで回ってきたりします。

こんな「世間」という顔のない人たちのデータを見たところで、残念ながら何の足しにもなりません。

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例えば、アーリーリタイアを考える場合

いかに「40歳でアーリーリタイアするためには、いくらあればいいと思いますか?」という質問が無意味なのか考えてもらおうと思います。

これを考えるためには、ある時点(この場合40歳)において保有する資産の金額の大きさはもちろん重要ですが、それ一つでは何も判断できません。

これ以外に考慮すべきものを列挙すれば、以下のようなものがあります。

<家族構成>
・現在、独身なのか家族持ちなのか
・これから、将来、どの様な家族設計(含む結婚の方針)を考えているのか
<生活費の見積もり>
・将来に亘る生活費をどれくらいで想定するのか。最低限の生活費+アルファ(交際費・レジャー費など)の部分で大きく変動します。
<住居費>
・生活費に含めてもいいですが、特に金額が大きな住居費はどう考えるのか
<教育費>
・子供がいれば、必ず発生する教育費。公立か私立かの選択。塾など学校以外の費用もどこまで考えるのか
<公的年金>
・アーリーリタイアすれば、公的年金は少なくなるが、自分が将来いくらもらえるか知っているのか
<退職金・企業年金>
・勤め先からもらう退職金なども早く辞めると少なくなるが、試算できているか?
<運用利回り>
・自分の性格・能力・リスク許容量に照らして、適正な(現実的な)将来の運用利回りを何パーセントで考えるのか?(インフレの考慮も必要)
<その他>
・他にも親の介護の可能性など、考え出すとキリがありませんが、項目としては最低上記のものを検討する必要があります。個人的には、生活費の見積もりが一番難しかったですが、最後は「えいや」で仕事を辞めました。

どうでしょうか。これくらい事前に考えていて上記アンケートに答える資格があるのです。

それなのに、感覚的に他人が「1億円くらいかなぁ」とか答えた集計結果(属性が人によって全然違います!)を聞いたり、見たりしても、何一つ参考になりません。上記の各項目がまさに「人それぞれ」なんですから。

私が2019年にアーリーリタイアしているから、題材としてこれを取り上げましたが、ある階層や年代の統計値を調べたところで(気持ちはわかりますが)本当に意味がないのです。

他人の情報に振り回されないためにも、もっと「自分のことを知る」ことにエネルギーを注いでみては如何でしょうか

I hope you like it.

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雑感雑記
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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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