つばめ投資顧問の「顧問」に就任

「新NISA対応! ラクにお金を増やせる最強のインデックス投資」を読了

この記事は約3分で読めます。

私が最も信頼を寄せる投資ブロガーの一人のNightWalkerさんが5年ぶりに書かれた「新NISA対応! ラクにお金を増やせる最強のインデックス投資」を献本いただきました。

既に複数のレビューがブログにUPされていますが、私が読んだ感想を書きます。

大幅な内容改訂

本書は同じぱる出版から5年前に出された本のアップデート版です。
(参考)『世界一ラクなお金の増やし方 #インデックス投資はじめました 』(2018/6/9)

ですが、200ページほどだった前著よりも50ページほどページ数は多くなっており、この間の様々な投資環境や著者自身の変化も踏まえて、かなり内容には手が加えられている印象です。(ただ、共通する部分も多いので、上記リンク記事も参照ください)

とても読みやすい

エントリー「おすすめブログ3選」(2022/11/13)に記事にしている通り、世の中に数多ある投資ブログの中でも、著者のNightWalkerさんはインデックス投資ブロガーの「大御所」です。

私が2007年にブログを始めた頃、既に有名人でした。リタイア後はブログを毎日更新し、そして「いかに無駄のない文字数でわかりやすく伝えるか」一言一句にこだわっている方でもあります。

本書は、そんな普段のブログの精神が生かされており、分量が多くなっても「スッと」頭に入ってくる読みやすい本に仕上がっています。

主張は明快

本書では、インデックス投資とはなんぞやのイロハの部分から、具体的な投資の始め方など「実践者」の立場から、やさしく解説されていますが、ハッキリと全世界の株式に1本で分散投資できるタイプの投資信託への投資を「初心者」から「ベテラン」まで行うことをオススメしています。

ただし、全世界株式だけでなく、新興国株式など複数の地域に投資する投資信託を組み合わせて投資する投資家も念頭に置いて、それらの投資信託の中で選択肢に入るファンドの名前も列挙されていました。

ベンチマークがMSCIかFTSEかどうかに関する説明など、ちょっぴりですが、こだわりの情報も盛り込んでありました。

最も共感するところ

個人的に、私が著者の考えに共感できた箇所は以下のいわゆる「リスク許容度」に関する説明の箇所です。

「つみたて投資」はリスクを少しずつ取れるのがメリットです。リスク許容度については、資産の規模が大きくなるまでに少しずつ考えれば良いのです。

「自分自身にとって適切なリスクを取り続ける」

リスクは取り過ぎても少な過ぎてもダメなのです。

また、年金についても、あるがまま適切にその存在、自分にとっての重要性を認識することの大切さを説いている部分も、強く賛同しました。

リタイア世代にも参考となる

前著同様、本書には第6章「早期リタイアするとき、チェックしたこと」など、これから退職を検討・予定している方にとって参考になるパートも充実しています。著者が言う様に誰もがいつかは退職、そして、それぞれの経済的自立を果たすことになりますが、より有意義な生活を送る上で参考になる情報・経験談が本書にはあります。

以上、簡単な本の紹介でした。

I hope you like it.

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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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