『世界一ラクなお金の増やし方 #インデックス投資はじめました 』

エントリー(投資ブロガー「NightWalker」さんと私エルのプロフィールを比較)で前振りしておりましたが、投資ブロガーのNightWalkerさんが初めて書いた著作のレビューです。

既に、たくさんの書評がブログにアップされていますね。

その中でも、多い意見がアーリーリタイアをしている著者ならではの、第6章「アーリーリタイアする時チェックしたこと」や第7章「世界一カンタン ゆる出口戦略」に関するものです。

目次

・はじめに
・第1章 そもそもインデックスって何?
・第2章 「つみたてNISA」で超おトクに始めよう
・第3章 「長期投資に出遅れナシ」というコレだけの理由
・第4章 ど素人でもお金が育つ運用のツボ
・第5章 暴落を利益に変えるシンプルなリスク管理法
・第6章 アーリーリタイアする時チェックしたこと
・第7章 世界一カンタン ゆるトク出口戦略
・おわりに

では、私エルが個人的に印象に残った「箇所」をまずはいくつかピックアップします。

エルがマーカーを引いた箇所

(多少、修正しています)

長期保有向けのファンドの3つの条件

(1)遠い未来も、その商品(ないしは代替商品が)存続している
・日本には投資信託が5000本以上あるが、運用期間20年以上のファンドで現在も容易に取引可能なファンドは80本程度。30年以上運用している投資信託に至っては10本程度しかない。
(2)分散投資している
・日本だけでなく世界へも分散投資して投資することが必須
(3)低コストな商品である
・長期投資に向いた商品の第一条件としてあげられるのが、低コスト

インデックスファンドのオススメできる購入場所。2018年現在の結論は以下の通り。

(1)SBI証券か楽天証券に口座を開設する。
(2)できれば、住信SBIネット銀行か楽天銀行を開設しておく。

インデックスファンドは、「配当込み」の指数に連動するタイプにする

個人にとっての株の3つの意味

(1)株式会社のオーナーになって、株式会社の利益の分け前(配当)をもらえる。
(2)財産として蓄えることもでき、資産形成に役立つ。
(3)株式会社は自助努力するので、価値が勝手に増大する。

「継続的に利益を成長させることができる会社」「つぶれず、永久機関のように利益をたたき出し続ける会社」に投資することが、自分の資産を増やすことに繋がる

自分にとって最適なリスクを取り続ける

・重要なのは無リスク資産とリスク資産の割合

暴落をやり過ごすことが長期投資の成功要因の8割以上を占める。(経験則)

では、本書のユニークな部分についても、みて行きましょう。

第6章・第7章から

(アーリーリタイア出来るかどうかの)3つのシンプルな判断基準
(1)年金は足りるか
(2)生活費は足りるか
(3)老後の運用資産は確保できるか

著者はエントリー(「投資ブロガー「NightWalker」さんと私エルのプロフィールを比較」)で年表形式で書いた通り、2015年に勤め先から退職勧奨を受けました。でも、すぐに「だいじょうぶ」という結論が出ました。

曰く「アーリーリタイアというには、少々歳を取っていた」ため「残りの人生に必要なお金が減っていて、お金は足りそうだ」というお金の算段がついたそうです。

若いうちは、年金額の見通しを計算するにしても現実的な数字が出てきませんが、これが「50歳を過ぎたあたりにならないと見えてこない」とありました。逆にいえば、これぐらいの年齢(エルがまさに今その年齢です)になれば、先々をある程度見通すことが可能になるということです。

インデックス運用で培われた計算力で、必要なお金を楽観的でも悲観的でもない前提で計算すると、「人生の損益分岐点は(年金受給が開始される)65歳までの生活費」を持っているかという問題であることがわかったそうです。

長さのわからない長生きリスクの問題が、有限のお金の問題に置換された」と

仕事を辞めると自然と支出が大幅に減る

実際に、アーリーリタイアしてみると、会社に勤めていることに付帯する出費(飲食費・スーツ代・本代など)が大幅に減るそうです。このあたりは、実際に経験しないと実感を持てない部分ですが、もっと詳しく知りたいです。(呑みながら、お話聞かせてください)

アーリーリタイアしても働いている

NightWalkerさんは、仕事を辞めて困る質問に「今、何をやっているんですか?」というものがあったそうですが、今では躊躇することなく「フリーランス(自由業)です」と答えているそうです。

「好きなことをやっていても、それは働いているということである」

「せっかく、経済的自立を達成したのです。フリーランスとして自立意識を持つこと」これ、名言ですね。

出口戦略は出口が近くなったら考えればよい

・巷にあるれるいろいろなモデルケースで考えたところであまり意味はなく、自分の例で考える必要 (御意)

資産の使い方 3つの極意

(1)出口が近付いたら資産配分を見直す
・出口が来る前までに資産配分(リスク資産の比率)を段階的に見直す
(2)資産のリスク許容度を一定に保つ
・資産活用期になっても、リバランスは必須
(3)基本は、定率で取り崩す
・資産活用期の運用利率=資産の運用利率ー取り崩し率

ちなみに、著者がリーマンショックの経験を踏まえ、たどり着いたのは

(1)給料をもらっているうちは、ひたすら積み立てる。
(2)生活防衛資金もひっくるめて全財産で管理する。
(3)全財産をリスク資産:無リスク資産=1:1でリバランスする。(「カウチポートフォリオ」)

という方法とのこと

おわりに

以上が私エルが本書を読んでポイントだと感じた箇所です。

私は自分が今はアクティブ運用を主軸にしているため捨象しましたが、本書にはインデックス投資が、1)手間いらず、2)低コストで、3)ローリスクであり、忙しいサラリーマンなどに、まさに打ってつけであることを、ごく簡単ですが理論的な背景含め解説しています。

社会人になってすぐに投資を始めた私と違って、著者が投資を始めたのは39歳のとき。そういう意味でも、ごく普通の人にとって、参照しやすい本だと思います。多くの方が書いている様に、著者の「優しさ」(包容力みたいなもの)が伝わる、心地良い読後感でした。

最後に、なるほどと思ったのが、本書「おわりに」において、「投資をしたからアーリーリタイアできるわけではありませんが、投資をしてなかったら、アーリーリタイアはしてなかった」、その最大の理由は「長期投資の経験で培った金融リテラシー」と言っていることです。

金融リテラシーがあれば「ある金額のお金があって、大丈夫と思えるかどうか。」が判断できますが、このリテラシーがなければ、いつまで経っても「お金が足りない。どうしよう」状態が続きます。

エルも、そのうち、この状態から脱却しNightWalkerさんの仲間入りをしたいです。

I hope you like it.

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