私の運用状況については、純粋な運用部分だけを計測・管理するのは面倒なので、総資産(負債がクレジットカードしかないので、ほぼ純資産と同値)の推移を毎日マネーフォワードMEで把握しています。
そして、ブログ読者など外部の方に情報開示する際には、登録している不動産(便宜的に時価相当の丸い数値を入れている)とiDeCoを含む「総資産」の額を、時々、年初来だったり月次の変動を話題にしています。(常にフルインベストメントなので、投資資金とは別に生活費支出などのための預金は通常殆どない)
これが資産の騰落率に関する弊ブログを読む場合の留意点です。
セクター配分は2022年1月に抜本的に変更
いわゆる純粋なインデックス投資は、iDeCoで米国株のインデックスファンドに投資しているものなど限定的であり、それ以外は基本的に全てアクティブ投資です。そのため、投資している銘柄はもちろんのこと、セクターの配分もインデックスとは「かなり」異なっています。
2023/3/31時点のセクター別の割合と特徴的な点は以下の通りです。
セクター | マイ・ポートフォリオ | VOO(S&P500) | 組入銘柄 |
情報技術 | 0.0 | 29.4 | |
ヘルスケア | 18.9 | 12.7 | DHR、UNH |
金融 | 11.0 | 10.8 | V |
コミュニケーション・サービス | 0.0 | 10.4 | |
一般消費財・サービス | 18.6 | 13.2 | HD、NKE |
資本財・サービス | 18.7 | 7.8 | UNP、LMT |
素材 | 0.0 | 2.5 | |
生活必需品 | 29.0 | 5.6 | COST、MKC、CHD |
エネルギー | 0.0 | 2.7 | |
公益事業 | 0.0 | 2.3 | |
不動産 | 0.0 | 2.6 | |
ETF | 3.8 | ー | VOO、QQQ、DIA |
生活必需品とITの投資割合
・2020年3月、いわゆる「コロナショック」で連日株価がサーキット・ブレーカーが発動されるほど売られる局面で、米国株のウエイトを高め一時的に約70銘柄まで増やしました。その後、徐々に保有銘柄の絞り込み(売却資金は「最強の10銘柄」など上位銘柄に投入)を行ってきました。あくまで個別銘柄の積み上げで、結果的に生活必需品セクターのウエイトが高くなっています。S&P500に連動するETFであるVOOのウエイト(一昨年11月末時点)に比べてかなりオーバーウエイトとなっています。
・さらに2022年以降、銘柄数を思い切って削減。足元ではITセクターへは投資を行っていません。
・他にも、素材、エネルギー、不動産、公益事業には個別株では投資していません。
保守的な方向に舵を切る
・エントリー「今後の資産運用とブログ運営の基本方針について」に書いた通り、私の現在の資産形成状況等を勘案し、アセットアロケーションを大きく変更しました。また、株式へのアセットクラスを減らして債券の割合(バンガードのBND)などを年初は一時的に高めました。なお、ロシアのウクライナ侵攻によりマーケットが変調した際、当該債券は売却し下落した米国株に再び投資。
・米国株は従来好調だったITセクターが変調、最近ではエネルギーの好調が継続している状況ですが、2022年に入ってからは一時ETFのHDVを通じて間接的にエネルギーセクターに投資しました。
フルインベストメントの状況は変更予定なし
・繰り返しになりますが、個別銘柄への投資を積み上げた結果として、現在のセクター配分になったものであり、予め特にセクターウエイトを意図してポートフォリオを構築したものではありません。(「セクター」という銘柄はありません)
・ポートフォリオが仕上がった後、調べてみたら「こうなっていた」「悪くないね」という感じです。
・なお、日本株への投資を継続して、引続き手元資金カツカツまでリスク資産に投資を行います。
I hope you like it.