米中貿易戦争はエントリー(トランプ氏の発言には振り回されず「利用」しよう。)に書いた通り、短期的な動きと中長期的な動きは分けて考える必要があります。
短期的には、両国の交渉は一旦沈静化する局面も当然あるでしょう。
でも、米国として中国に対して「新冷戦」を不退転の覚悟(たぶん)で始めたのですから、かつての日米半導体交渉などと同等、いやそれ以上に激しい・厳しい戦いが今度とも延々と続いていくと「私」は考えています。
なので、そういう「大きな方向感」を持った上で、これからも断続的に振れるマーケットとは、つきあっていく必要があるでしょう。
さて、令和に入って下り続けた株式市場ですが5月末のタイミングで私の運用資産の状況を確認しておきます。
米国株ポートフォリオ
今回の米中間の動きも踏まえて、海外株への投資は大きく見直しを行いました。ポイントとしては、
・銘柄数は9銘柄に削減
・米国株オンリー(英国株は削減)
・アマゾン・ドット・コム、ビザ、マイクロソフトの上位3銘柄の割合を引き上げ
・ヘルスケアセクターETFとマクドナルドで守り
・ボーイング、スリーエムは貿易戦争の件でかなり影響を受けているもホールド
という内容です。
ちなみに、タバコ株など「高配当」を目的とした投資は、今は米国株に関しては行っていません。
日本株ポートフォリオ
米国株ポートフォリオは、一旦「形」ができたと考えますが、日本株は当面(ずっと?)変動していく見込みですが、足元の状況について、まとめておきます。
私の置かれた事情の考慮
セミリタイアしたので、給料という定期収入がないことを踏まえた運用とする。これが、勤めていらっしゃる方とは「決定的」に異なる点です。働いている時は、給与収入から支出を引いた残り(=追加入金)と「資産運用」という両輪が回せましたが、私は片車輪だけで長い人生を生き抜いていく必要があります。
常に資金繰りを考える必要がある
当たり前ですが、毎月、生活費や旅行に行けば行ったでその代金の支払いがあります。子供の学費もあります。こうした支払いの総額は一定ではなく、月によって変動がありますので、運用にお金を最大限有効活用しながらも、CASHマネジメントには細心の注意を払っています。
実際の主な組入銘柄
では、一体全体「どうなってんねん」
はい。「ごじゃごじゃ」です(笑)
<昔から好きな企業や応援したい企業>
・ファーストリテイリング(100株)
・ソフトバンク・グループ(400株)
・HOYA
<配当狙い・低位株>
・日本たばこ産業
・レンゴー
・三菱UFJフィナンシャルグループ
・トヨタ自動車
・本田技研
<ブルーチップ>
・東京エレクトロン
・ダイキン工業
・信越化学
・村田製作所
・ダイフク
<ディフェンシブ・グロース>
・花王(700株)
・資生堂
・ピジョン
<その他小売>
・ニトリ
・良品計画
・パンパシフィックHD
他にもありますが、だいたいのイメージはつかめたでしょうか。つかめない?つかめませんよね。
その他特記事項
・ポートフォリオ全体の詳細開示は、プライバシーの問題もあり控えさせていただきます。そのため、保有株数は一部のみ開示しています。金額のボリュームとしては「小売業」「ディフェンシブ・グロース」への投資が多くなっています。JTへの投資金額は、銀行株への投資などに振り向けたので、かなり減らしました。それでも、相応の金額です。
・別途、インフラファンドなどもありますが、ちょっと日本株に投資し過ぎな感じがしているので、減らして米国株に振り向けるかもしれません。
I hope you like it.