2022年の取引が終了したので、2022年の成績を確認しました。
企業における会計は大きく分けて2種類あります。
一つ目は財務会計、そして、もう一つが管理会計です。
財務会計は外部に公表することを目的に、管理会計は企業内で会計面から分析することを目的に作成されます。 財務会計は外部へ公開をするため、企業会計原則に基づいて作成をすることになりますが、管理会計はあくまでも内部資料として作成されるので、特に基準などはありません。
私が毎年の運用成績を確認するのは、あくまで企業における「管理会計」に相当する作業であり、その結果をブログ読者に支障がない範囲で開示していることになります。
元々、運用成績をマニアックに精緻に管理するつもりはなく、一番重視しているのが資産(純資産)の推移です。
2022年の資産の増減率
2021年末対比で-6.2%
2019年1月に退職し、今年は「専業投資家」として4年目でした。
1年間の生活費等を支出した後で、純資産は上記の通り6.2%(円ベース)減少しました。従前ですと、金融資産で比較していましたが、昨年春に自宅マンションを住み替えした際、大きな資金を追加したため、不動産含めた資産ベースで比較しないと適切ではないためです。(あくまで自己資産における金融資産・不動産の割合が変わっただけです。)
なお、念の為ですが、金融資産は運用資産+少ない現預金です。住宅ローンもありません。
2022年の運用成績
<米国株>
こちらは、米国株を取引する都度、米モーニングスターのポートフォリオ管理ツールに手入力しています。先ほど申し上げた様に、大きな資金を追加した他、期中に資金繰りの関係でも何度か資金の出入りがあり、修正ディーツ法で計測してやらないと正しい運用パフォーマンスは計測できません。ただ、私は以前からこうした管理はやっていませんので、ここで表示する数字も厳密なものではなく、参考程度にご覧ください。(ただし、マネーフォワードMEで「毎日」総資産の時価はチェックしています。)
年初来(YTD)で-19.5%
なお、S&P500は同じ期間-19.4%です。
いずれも、ドルベースです。
今年はアマゾンなどメガテックが大きく足を引っ張りましたが、「最強の10銘柄」の頑張りによりインデックス並のパフォーマンスとなりました。なお、インデックスに比べて割と高い配当を受け取っているため、配当勘案したパフォーマンスはインデックスを上回るものと思われます。
(参考)【配当金】2022年は471万円
なお、私はエネルギーセクターは以下の過去のトラックレコード等から長期投資の対象としては、適していないと考えており、引続き米国の個別株では投資しない考えです。
(参考)【更新】2009年に投資した1万ドルがこんなに増えるなんて!!
<日本株>
日本株については、単独で運用成績に関して全く管理していませんが、上記米国株の運用成績、総資産の増減の状況及び1年間の支出額などを勘案しますと、日本株に関しては指数(TOPIX-5.05%、日経平均-9.4%)よりも良い成績となったことは確実です。
<全体>
今年の運用での「稼ぎ」は上記資産の増減(-6.2%)に4人家族の我が家で1年間使った生活費や旅行代など全ての支出額を足したものとなります。
実額はプライベート情報なので、開示は行いません。
(参考)2022年の実績
【米国株】
S&P500指数:-19.4%
ダウ平均:-8.8%
ナスダック:-33.1%
【日本株】
日経平均:-9.4%
TOPIX:-5.1%
マザーズ:-26.13%
REIT:-8.3%
【インデックス投信】
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):-6.5%
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):-6.1%
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型):-5.3%
なお、1年を通じ、資産は低調に推移しました。そして最後に「やられた」って感じ
拙著でご紹介した「最強の10銘柄」は全体では市場平均に比べて好調に推移しました。2022年単独の成績は新年に別途確認の上で、記事にする予定です。
I hope you like it.