つばめ投資顧問の「顧問」に就任

1ヵ月で2割も資産減少。誰の話?

この記事は約4分で読めます。

エルです。

厳しい投資環境が続きますが、皆さん息してますか(笑)

例外に漏れず、私の資産も金額ベースでは「相当な額」が減っています。

From バレンタインデー to ホワイトデーのマーケット

以前からリンクしているブログ「資産運用でスーパーカーを手に入れよう!」で「バレンタインデーからホワイトデーまでの間に運用資産は5,000万円減りましたが、投資はもちろん続けます」という記事を読んで、本投稿を書くことにしました。

上記ブログの管理人WATANKOさんは、サラリーマンと不動産業の二足の草鞋を履いている方で、金融資産の運用はインデックスファンド・ETFを活用した「正統派」。株式だけでなく、債券にも分散投資されています。

ですから、5,000万円も減ったのを見ると、知らない方は余程無茶な運用していたと思うかもしれませんが、決してそんなことはありません。

参考までに、2/14と3/13の株式市場などの指標の推移を載せておきます。

・日経平均株価:23,687.59円→ 17,431.05円(26.4%下落)
・NYダウ:29,398.08ドル→23,185.62ドル(21.1%下落)
・東証REIT指数:2,233.07 → 1,596.30(28.5%下落)

NYダウは3万ドル達成が話題になっていたのに、その時がピークでした。日本は先週末大きく下げていますが、同日のNY株式は史上最大の上げ幅で終えていますので、月曜日は相当程度戻すでしょう。

改めて見ると、J-REITの下げの方が大きかったのですね。道理で私が投資したくなるわけです。
(参考)J-REITの投資妙味が出てきた

この様に、株式とREITが下げているので、債券含むバランス運用をしていたところで、WATANKOさんのように2割減るのが「普通」なのですね。(複数のバランスファンドで確認)

マイ・ポートフォリオの減り具合もジャスト2割

では、肝心の私の資産がどの様になっているのか、例のマネーフォワードで確認してみました。

エントリー「セミリタイア後初めて資産が減少」や「2020年末に資産評価額が元に戻れば御の字か」を書いたのはつい最近ですが、そこから更に資産は目減りしていました。

金額にしてうん千万円です。

はい。さらっと言いますが、これぐらいの金額にはどうしてもなってしまいますね。

一部投資信託の力を借りているとはいえ(ただし、少なくともこの間は役に立たず)、個別株式中心にフルインベストメントの運用をしていて20%の下落率でした。(計測対象の資産の定義は以下のリンク記事参照)
(参考)2019年の金融資産の増加額が確定

信用取引をやってなくて良かったです。(でも、更にマーケットが下げたら始める可能性あり)

主なオペレーション

たぶん、株式のアクティブ投信で運用していたら、少なくとも3割は減っていると思いますし、個別株投資だったら半分くらいに減っていても全くおかしくない相場展開でした。

私のこの「2割」減少は、自分で言うのもなんですが、相対的に健闘していると思っています。

ただ、何も手を打たず放置していたわけではなく、機動的な売買を行いました。

例えば、記事にしている通り、売り込まれたJT、ブリジストン、三菱商事、三井住友FGへの投資などもそうです。
(参考)【高配当株】3銘柄で作る配当利回り6%超ポートフォリオ

これらの銘柄も当然大きく下げているのですが、下げ率が比較的マイルドだった銘柄を一旦売却し、敢えてこれらの銘柄に資金を集めました。「高配当株」狙いなのではなく、売られすぎとの判断です。

そして、日経平均が年初来安値をつけた3/13はかなりテクニカルな売買を行いました。

「専業投機家」

そう呼ばれても、否定できませんが、全てはセミリタイアした私が「生き残る」ためです。

まず、私の大局的な判断として「日本株は明らかに売られ過ぎ。少なくとも超短期的には、すぐ反発局面が来るはず」との考えのもとで、大きく下がる「NFレバレッジETF」(1570)に保有する日本株のかなりのものを売却して資金を集めました。

「落ちる刀」を素手で受け止めてやりました。投入金額は軽く1000万円以上です。

そして、想定通り、徐々に取引時間中に指数が少し戻し始めると、1570に含み益が生じました。これを少しずつ(数十万円)売却し今度はプレーンな日本株ETF(1321、1306)に資金を投入しました。

後場にマーケットが終わる頃には、全てレバレッジETFを売却(結果的には「日計かり」取引)し、日経平均とTOPIXに連動するETFにシフトしたというわけです。

この2銘柄ともに、見事に(自分で言うな:笑)終値近辺の簿価で終えることができました。

この後、NY株式がド派手に上げていますので、これから月曜日までに特段のマイナスのイベントがない限り、マイ・ポートフォリオの評価損益は著しい改善をするはずです。

以上です。

危ない橋を渡っているように見えるかもしれませんが、私にとっては「十分リスク・リターンの見合うリスクテイク」でした。

長期投資の中でも、必要に応じて短期売買も厭わずに行う。

これが「エル流」です。

なお、私はインデックス投資よりもプラスアルファが得られる限り、アクティブ運用を続けていきます。

I hope you like it.

スポンサーリンク
投資活動
ランキングに参加しています。応援(クリック)が励みになります。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
シェアしていただけると、とても嬉しいです!
この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

エルをフォローすると更新情報が届きます。