つばめ投資顧問の「顧問」に就任

2019年の金融資産の増加額が確定

この記事は約4分で読めます。

2020年が始まりました。明けまして、おめでとうございます。

新年最初の投稿は、昨年の我が家の家計の重要な総括から始めたいと思います。

概要

・2019年が筆者にとってどの様な状況の年であり、主にどのような収入と支出があったのか(項目レベル)
・年間を通して、主にどのような運用をしたのか
・結果として、KPIの金融資産はどれくらい増えたのか

2019年はセミリタイア最初の年

ちょうど1年前の1月に勤め先を「自己都合」で早期退職しました。この時の年齢は51歳です。1月に退職金など退職に伴う「手切金」の類(笑)がどっと入ってきました。一方で、2月からは今まで当然のように入金されていたサラリー(残業代はないので毎月定額)とボーナスがなくなりました。

(実際には可能性は極めて薄いですが、再就職先を探しているという前提で)いわゆるハローワークからの「失業等給付」を得るための「活動」(私の場合はほぼ全て公共職業訓練説明会に参加)を行い、自己都合の離職のため3ヵ月間の「給付制限」を受けた後、6月を初回として10月まで計15O日分の所定の給付金を受けました。しかし、その金額は以前の年収に比べると僅かです。

その他の収入で主なものは、資産運用をしているので、株式などからの配当金や分配金があります。2019年は過去最高の348万円(課税前:【米国株・債券】配当金(年別・月別推移))でした。

一方で支出はどうでしょうか。まず特別な支出から。8月にリゾート会員権を買いました(参考:リログループ 株式と商品を一緒にお買い上げ)これだけで、失業給付金を十分上回る支出です。他にもダイニング・テーブル、iPadやiPhone11(共に一括払い)、息子の学習用のPC(これもアップル製)を購入した他、愚息が海外で夏休み勉強するための費用を支出。そして、昨年は家族と2回、単独で1回海外旅行に行きました。

食費や友人との会食、読書や映画観賞などは、以前と特に変わりありません。せいぜい、ライブに行った程度です。

この結果、昨年、ポケットから出ていったお金は1000万円以上となりました。

まとめますと、退職金等「入」が多い年でしたが、「出」も多い年でした。

運用

退職前は配当金などを増やす方向への運用シフトを想定していましたが、すぐに投資元本の成長、要はキャピタル・ゲインを主に重視した運用に切り替えました。その中でも、やや例外なのは現在も最大の投資先である日本たばこ産業(JT)への投資と、一定期間米国株のトップにあったアルトリア・グループ(MO)への投資でした。

実際には、海外たばこ株からの配当は年前半中心ですし、JTからの配当も貢献するのは今年(2019年は3万円のみ)からです。

退職金が入ってきたことを契機として(仕事を辞めて時間もできました)、日本株への投資に力を入れ、ウエイトも高めました。退職金は、紆余曲折しながらも主にJT株に結果的に回った形です。
(参考)【日本株】ポートフォリオ(2019年12月末)

米国株は、この間、銘柄数はアマゾン、ビザ、スリーエムなど十数銘柄で推移させました。12月末のポートフォリオに関する投稿はもう少しお待ちください。
→追記。更新しました。(参考)【米国株】ポートフォリオ(2019年12月末)

金融資産の増加額

では、どの位増えたのか?11月の段階で「2019年は過去最高に資産が増えた1年」という記事を書きましたが、その通りとなりました。

先日、「個人投資家の資産残高を見る場合の注意点」や「配当金を資産運用のKPIにしない。」という記事を書き、資産残高に関する記事を読む場合は、その定義を気をつけた方が良いこと、私は家計の純資産の額の増減を最重視することをお伝えたしたところです。

今回、2019年末の残高を2018年末と比較するに際しては、以下の数値で比較したものをお伝えします。

<金融資産の範囲>
・現預金+株式(含むETF)・債券(現物)+投資信託+iDeCo
 → 公的年金は含まない。妻の口座も含まない。(ローン完済済みの自宅を有しますが、これも除外)
<増加率>
上記の範囲の金融資産は、1年間で81%増加していました。退職金が入ったこと、運用もトータルでは帳尻を合わせた(米国株は市場平均を下回ったものの、日本株は大幅に上回った)ことにより、高水準の支出をこなして、この増加率となりました。なお、実額の開示は差し控えます。

自己評価としては「まずまず」。物凄く良くも悪くもない。ボチボチの結果となりました。

その他

なお、実際には公的年金の金額も増えていますし、企業年金という簿外の資産も有しています。
(参考)実はとても大きな「債券」を保有しています。

当面、子供の学費もかかり、資産が「減らなければよし」くらいの気持ちで、あまり欲張らず、さりとて、保守的にもならない運用を継続していきます。

I hope you like it.

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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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