セミリタイア初年の最後の米国株のポートフォリオは、結局、6銘柄に絞った形で着地しました。
最新の米国株ポートフォリオです。(As of 12/31/2019)
銘柄名 | ticker | 比重(%) |
アマゾン・ドット・コム | AMZN | 23.27 |
マイクロソフト | MSFT | 16.53 |
ビザ | V | 15.76 |
ナイキ | NKE | 14.87 |
スリーエム | MMM | 14.79 |
アップル | AAPL | 14.78 |
2019年の主な投資状況
・年末の具体的な保有銘柄(12/31売り約定を反映)は上記の通りなのですが、昨年の売買状況等についても付記しておきます。まず2018年の段階では、翌年の早期退職を睨んで「高配当株シフト」を進めていました。アルトリア・グループ(MO)やフィリップ・モリス(PM)、そして英国株になりますがブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)、ロイヤル・ダッチ・シェル(RDS.B)といったところです。そのため、2019年前半は海外タバコ株式から多額の配当を受け取りました。
(参考)配当金生活始まる PMとMOから配当金受領、ポートフォリオ組入トップのBTIから待望の配当金をGET!
・しかし、2018年12月に同じタバコ株式間で銘柄入れ替えを行ったのが裏目となり、結構大きな損失をPM中心に抱えました。大きくなりすぎたタバコ株式のウエイトを引き下げるため、一部損切りを敢行。ただ、それが2019年受け渡しとなったため、当該損失は2019年1月に計上されました。このため、2019年は大きなマイナスからスタートしたというわけです。
・2019年に入ってからは、上記個別株のウエイトを抑える代わりに、高配当のETFを導入したりしました(参考:個性派!SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF「SPYD」に注目)なお、このETFは売却しましたが、100万円以上の実現益を計上。ETFということでは、ヘルスケア・セクターのETFにも投資していた時期がありました(参考:バンガード・ヘルスケア・セクターETF(VHT)に投資)
・高配当株や現在も保有する銘柄以外では、ボーイングやマクドナルド、J&Jなどにも投資していました。そして、シェイク・シャック、ビヨンド・ミートといった新しい企業にも限定的に投資していましたが、管理負荷などを勘案し、結局手放しました。パフォーマンス面では少しマイナスとなりました。
(参考)日本株から米国株へ資金を移動中
・なお、主要な投資判断としては、ボーイング株を50万円くらいの軽い?損失でとどめることが出来たこと、米中貿易摩擦を受けて5月に200ドル前後で手放したアップル株を9月に220ドル前後で再び買い戻ししたことは良い判断だったと自己評価しています。
・2019年はNYダウが+22.3%、S&P500+28.8%、NASDAQ総合+35.2%の上昇となりましたが、我がポートフォリオはインデックスには負け(+24%程度?)となったようです(含み損益が改善)。日本株の頑張りがありましたので、退職金含め家計全体では昨年1年で約8割金融資産を増やすことが出来ました。
(参考)2019年の金融資産の増加額が確定
今後のスタンス
・仕事を辞めて専業投資家となった2019年はセミリタイア生活の「過渡期」のようなものでした。新しい生活・(いくらでも時間をかけようと思えば使える環境下での)運用に適応しながら、税制面ではサラリーマン時代の年収を前提として税金を払わなくてはなりませんでした。
・2020年からは、投資にかける手間を抑え、リタイアした属性に応じた税金面も考慮した運用を行っていく方針です。この様な考えから、12月上旬の13銘柄から一旦6銘柄に絞り込み、年初の段階では円とドルで数千万円相当のキャッシュを珍しく保有している状況です。まだ確定的なことは言えませんが、一部インデックス(投資信託・ETF)の活用を視野に入れています。
I hope you like it.