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個性派!SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF「SPYD」に注目

この記事は約5分で読めます。

Pexels / Pixabay

(データを更新)

エルです。

今日で長く続いた年末年始の9連休が終わり。明日からの職場復帰に少し気が重くなっているところです(笑)

さて、世間では仕事始めだった4日は年休をいただき、年初の恒例行事に参加する傍らで、インフラファンドに初めて投資したり、午前中はネットサーフィン(最近はあまり使われなくなりましたね。死語までいきませんが)をして、投資関連のブログを通じて新しい情報を仕入れました。

今日は、昨日初めて知った少しユニークだけど有力な投資候補先の海外ETF(米国株)について、簡単に書きたいと思います。例によりまして、詳しくは説明しませんが、参考リンクをつけますので、ご興味を持った方はそちらをご覧ください。

SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETFの概要(2019/3/31現在)

設定日

2015年10月21日

運用方針

S&P 500® 高配当指数のトータルリターンのパフォーマンスに、経費控除前で、概ね連動する投資成果を上げることを目標とします。

主な特徴

・コアとなる資産クラスに対して幅広く分散したエクスポー ジャーを提供するよう作られた、一連のポートフォリオ構築 ツ ー ル で あ る 、低 コ ス ト ・コ ア S P D R ポ ー ト フ ォ リ オ E T F シリーズの一つです。
・高水準の配当収入および元本上昇の機会を提供するこ とを目標とする低コストETFです。

ベンチマーク

S&P 500® 高配当指数は、配当利回りに基づき、S&P 500® 指数の採用銘柄のうち配当支払い上位80銘柄の パフォーマンスを計測することを目標とする指数です。

総経費率

0.07%

ファンド特性

予想3-5年一株当たり利益(EPS)成長率 7.39%
インデックス 配当利回り 4.46%
予想1年株価収益率(PER) 14.10
組入銘柄数 80
株価純資産倍率(PBR) 1.96

組入上位銘柄(%)

COTY INC. CLASS A 1.94
XEROX CORPORAT 1.58
ALTRIA GROUP INC 1.57
PHILIP MORRIS INTERNATIONAL INC. 1.46
HANESBRANDS INC. 1.44
WESTERN DIGITAL CORPORATION 1.41
GENERAL MILLS INC. 1.41
SEAGATE TECHNOLOGY PLC 1.38
EATON CORP. PLC 1.36
KINDER MORGAN INC CLASS P 1.35

※上記データは、2019年03月31日時点のものであり、随時変動します。

ちなみに、2018年10月末は以下の顔ぶれ。かなり変動していますね。

QUALCOMM INCORPORATED 1.54
PFIZER INC. 1.47
HELMERICH & PAYNE INC. 1.46
CENTURYLINK INC. 1.42
EATON CORP. PLC 1.40
TARGET CORPORATION 1.40
UDR INC. 1.39
GARMIN LTD. 1.39
CARDINAL HEALTH INC. 1.38
XEROX CORPORATION 1.36

業種別構成比率(%)

不動産 21.55
一般消費財・サービス 14.32
公益事業12.72
エネルギー 11.48
情報技術 9.51
金融 9.21
生活必需品 8.50
コミュニケーション・サービス 4.52
素材 3.45
資本財・サービス 2.46

運用実績(2019年03月31日現在)

トータルリターン(注:ベンチマークの実績のみ記載)(%)
直近四半期 12.23
2019年初来 12.23
1年間 10.72
3年間 10.61
5年間 N/A
設 定 来(2015年10月21日) 12.13

以上はステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社の提供資料(該当リンク)から引用しました。

私の当該ETFに対する評価と取扱方針

・一瞥して目が止まるのは、業種別構成比率における不動産と公益事業のウエイトの高さ。2つのセクターで3割を超えています。一方、それほど多くはないですが約80銘柄に分散投資(均等)していることから、上位10位までの合計でも15%程度と銘柄ベースでは分散は効いています。
・原則80銘柄に各1.25%程度投資することになるよう運用される様ですから、あまり個別銘柄のネームは気にする必要がないと思います。
・本投稿時点では配当利回りは4.7%(楽天証券)に上昇し、大変魅力的です。配当は年4回(3・6・9・12月)です。
・個人的な考えを申し上げると、私が既に個別で投資しているAT&TやMOなどの高配当常連銘柄ばかりが占拠して「いないこと」、アップルやアマゾンといった主要IT企業が「入っていないこと」が私のポートフォリオを補完するという意味で相性が良さそうです。
・それと、海外のREITにも現在私は投資しておらず、不動産業界のエクスポージャーを持つことは分散投資にもなるでしょう。経費率も0.07%と十分低く、特段問題ありません。
・なお、2015年10月21日の設定から日が浅く、過去のトラックレコードが短いことから、これからの運用を占う上での材料が少ないですが、上記構成ウエイトの特徴や、機械的に均等投資する仕組みは大変面白いと感じており、ポートフォリオの一部に組み込みました。

参考ブログ

どれも参考になりました。
【SPYD】は、S&P500 高配当株80銘柄の均等加重ETF(アメリカ株でアーリーリタイアを目指す)
【SPYD】SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETFの分析!(タケよん!がセミリタイアを目指す超分散投資ブログ)
SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式(SPYD)分析(つみたて次郎の投資日記)
SPDR S&P500高配当株式ETF(SPYD)はユニークな戦略のETF(ほえタコの豆腐メンタル投資術)

I hope you like it.

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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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