セミリタイア5年目の2023年を総括

「つみたてNISA」をやめます。

この記事は約3分で読めます。

以前から取り組むべき「課題」として考えていたことに「つみたてNISA」をどうするか?というものがありました。

昨日、その結論が出たので、早速「行動」すると共に、ブログにも記録しておきます。

私とNISA

まず「NISA」という制度は2014年にスタートしました。
(参考)今さら聞けない、NISAって何?(投資信託協会)
これは、年間120万円まで、最長5年間収益が非課税になる制度です。私はもちろん最初から利用を開始し、主に株式で活用していました。

その後、「つみたてNISA」が2018年から開始されると、枠は年間40万円上限に少なくなりますが、敢えてこちらに変えました。「積立投資」を自分の投資の中に根付かせるためでした。
(参考)つみたてNISAの概要(金融庁)

なお、両制度とも枠は常にフル活用していました。

今回「つみたてNISA」をやめることにした背景と理由

2019年アーリーリタイアした

昨年、仕事を辞めて給与収入がない生活に移行しました。もちろん、配当や分配金などはありますが、これだけで1年間の支出を賄うことは無理(注)です。それなのに、サラリーマン現役時代(一番給料が多い時)と同じように、積立投資を続けていました。(「つみたてNISA」以外にもiDeCo、楽天でのクレジットカード払い投資5万円などあります。)

これ、以前から配当などで足りない部分は、主に日本株の売買などで工面している現状から、無理が生じていることを感じていたわけです。曲がりなりにも、なんとかなっていましたが。

そこで、今回、手始めに「つみたてNISA」から中止することとしたものです。

(注)
・2019年の配当金等は348万円(税引前)でした。配当を増やそうと思えばJTなどに集中投資すれば更に数百万円増やすことは簡単ですが、あくまでキャピタル・ゲイン含めたトータル・リターンを現状では重視しています。
・仕事を辞めたからといって、支出抑制は特に行っておらず、昨年は海外旅行に3度行くなどむしろ散財しました。2020年になってからは、コロナの影響で止むを得ず大人しくしています。

なお、2019年も実は途中で資金繰りに充てるため、一部売却していました。
(参考)資金繰りのため投資信託を一部解約

株式市場に過熱感あり

これは、私の属性(無職)や資金の状況などとは全く関係ないのですが、2020年のマーケットが新型コロナウイルスで一時大きな影響を受けたものの、その後、順調すぎる回復をしており、足元では特定のIT銘柄中心ではありますが「過熱感」すらあるからです。

いつもそうなのですが、自分のポートフォリオの含み益が急に増えて、笑みがこぼれそうになった時は、その状態は長く続かず、しばしば調整局面を迎えることの繰り返し

現在も、経験則からは再び大きく下げても「おかしくはない」と判断しました。実際、私の資産は8月末時点で過去最高ですが、特に米国株については、主たるベンチマークであるS&P500が4月から8月まで連続して上昇しており、明らかに「9月はヤバい」です。
(参考)8月の資産は増加。過去最高を更新!

対象となる投資信託

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):月33,333円

今回、積立を中止するのは、定評あるeMAXISシリーズのS&P500に連動するパフォーマンスを目指す投信です。なお、今回、「中止」だけでなく既存の残高(約40万円)も全額売却の注文を先ほど入れたところです。(もちろん、利益は非課税)

過去にも、積立投資は増やしたり減らしたりしています。
(参考)株価が安い今なのに「積立投資」を減らします!?(2020/3/8)

私は今回こういう判断をしましたが、有利なNISAは活用するのが「基本」です。

I hope you like it.

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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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