先日の投稿「ボーナスなんか無くても平気だい!6月は「配当祭り」だった。」を書いた後、自分が過去に受け取った配当に関して調べてみました。
楽天証券では、過去の取引履歴が古いものも簡単に取れます。
まず、米国株の「過去」の配当金については、米国株式への投資を始めてからの累計で35,865.13 USドル(税引前)でした。(時々、やけに細かい数字を出すのが弊ブログの特徴です:楽天証券に限定すれば日本株その他もわかるのですが、過去の日本株の取引は楽天証券以外も多いので、割愛します)
思ったよりも多いですか?それとも少ない?
次に「これから」受け取れる配当金を調べてみました。
すると、うむ、思った以上に「少ない」ことが判明。
なぜって、既に売却したタバコ株から、1・2月に多額の配当を受け取っていますが、米国株の「現在」の投資先は「高配当」で名前の挙がる先は、あまり含まれていないからです。
同様に売買損益(キャピタルゲイン・ロス)についても、遡って調べてみました。
まず、利益を上げているのは、現在も保有するアマゾン、ビザ、マコーミック、ユニリーバといったところ。基本的に、米国株はトータルで利益を上げている銘柄が多いです。
でも、利益を上げている銘柄ばかりではありません。
GEは約170万円の痛手を負いました。
そして、その上をいく損失を計上したのがタバコ銘柄です。
フィリップモリス、アルトリア・グループ、英国株ですがブリティッシュ・アメリカン・タバコの各銘柄とも一部高い配当で回収していますが、巨額の損失を出してしまいました。(損失は主に昨年と今年1月に計上)
この様に「目先」の配当利回り(インカムゲイン)に目を奪われるあまり、肝心の「元本」である株価の変動を軽視してしまうと、場合によっては立ち直りが不可能な悲惨な状態になることがあるということです。
もっとも、誰だって最初から株価が下がると思って投資はしてなくて(私も)、少なくとも横ばいぐらいでは推移すると思うから高配当株式に投資する(した)のですけどね。
高配当株に主に投資している人の中には、「いやいや、注目するのは配当だけ」という方もいらっしゃいますが、僅か半年とかの株価下落で配当5年分とかの含み損を抱えたのでは、意味がありません(よね?)
やはり、株式投資は「配当」+キャピタル・ゲイン(ロス)のトータル・リターンでもって、運用成績の是非を測るべき。いくら、配当利回りが高いからといって、歯止めをかけずに投資元本を追加していたら、繰り返しになりますが、立ち直りが不能となりマーケットから退場するハメになりかねませんぞ → これ自分にも言い聞かせています!
P.S.
米国株も、日本株も、そして中国株も全て「トータル・リターン」はプラスです。
I hope you like it.