「含み益を”眠らせたまま”生活費を調達する方法|証券担保ローン活用術」

売らずに借りる。早期退職者が選んだ”新しい出口戦略”

投信の定期売却、やめました。

早期退職から8年目。投資で生活費を賄うスタイルを続けてきた私ですが、先日、これまでのやり方を少し変える決断をしました。

書類を郵便ポストに投函したのは、今日のこと。

目次

これまでのお金の流れ

退職後しばらくは、日本の個別株を売買して生活費を捻出していました。毎月、銘柄を選んで、タイミングを図って——それはそれで楽しい面もありましたが、正直、手間がかかります。

そこで1年ほど前から切り替えたのが、投資信託の定期売却です。

毎月50万円を定額で売却。不足分は個別株で補う、というシンプルな仕組みです。これが想定以上にうまく機能してくれました。手間は大幅に減り、生活のリズムも安定した。

では、なぜやめるのか。

「もったいない」という感覚

定期売却を続ける中で、ある感覚がじわじわと強まってきました。

「この税金、もったいないな」

売却している投信は含み益がたっぷりあります。売るたびに利益が確定し、そのたびに税金が発生する。制度上は当然のことですし、文句を言う筋合いもないのですが——それでも、まだ伸びるかもしれない資産をわざわざ切り崩すことへの、ある種の「抵抗感」が生まれてきたのです。

ちょうど今、国内外の株式市場は好調です。このタイミングで売り続けることへの違和感は、さらに増していました。

「売らずに借りる」という選択

そこで活用することにしたのが、証券担保ローンです。

保有資産を担保に資金を借り入れる仕組みで、資産を売却せずに現金を手にできます。含み益に税金もかかりません。相場が上昇トレンドにある局面では、特に合理的な選択肢になり得ます。

具体的な動きとしては——

楽天証券で保有している米国株インデックスファンド(eMAXIS Slim 米国株式(S&P500))を、野村證券へ全額移管します。

野村證券系の野村信託銀行ではこの投信を担保として融資を受けられ、担保掛け目は60%。移管する投信の評価額は1億円を超えていますので、少なくとも6,000万円のローン調達が可能になる計算です。

今日、書類を出しました

必要な書面への記入を済ませ、本日、郵便ポストに投函しました。

金融機関をまたぐ投信移管には、それなりの時間がかかります。実際にどのくらいの日数を要したか、手続きが完了したら改めてこのブログでご報告します。

「証券担保ローン、気になってるけど手続きってどんな感じ?」という方の参考になれば幸いです。


まとめ

これまでこれから(当面)
主な手法投信の定期売却(月50万円)証券担保ローンで調達
課税売却のたびに譲渡益税が発生借入なので課税なし
資産の状態売却により減少保有継続・運用継続

売却か、借入か。どちらが正解かは相場環境や金利水準によっても変わります。ただ、「売ることだけが出口ではない」という選択肢を持っておくことは、長期投資家にとって武器になると感じています。

続報をお待ちください。

I hope you like it.

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