以下、国別に各国の概況(『地球の歩き方』参照)を記載した上で、メモや写真を挙げます。
一つ前の記事もご参照ください。
(参考)北欧旅行(2025年6月)の記録
<デンマーク>
・首都:コペンハーゲン
・日本との時差:ー7時間
・人口:約596万人
・言語:デンマーク語。多くの国民が英語を話す。
・通貨:デンマーククローネ(DKK)。2024/4/24現在 1DKK=22.22円
デンマークは北欧の中で最も南に位置する国で、ヨーロッパ屈指の酪農国として知られる。童話作家アンデルセン、哲学者キルケゴールなどを輩出。デンマーク人がよく口にする言葉に「ヒュッゲ Hygge」があるが、これは心温まる、親密という意味を持つ。「世界一幸せな国」と言われるほど、国民幸福度が高い。

ニューハウン(港町)

ストロイエ(ショッピング街)

人魚の像
なお、コペンハーゲンには、ノルウェーの首都オスロを先に訪問、そこからバルト海をクルーズ(船内泊)して到着しました。この船の部屋は正直、少々狭かったです。
<ノルウェー>
・首都:オスロ
・日本との時差:ー7時間
・人口:約555万人
・言語:ノルウェー語。多くの国民が英語を話す。
・通貨:ノルウェークローネ(NOK)。2024/4/24現在 1NOK=14.22円
ノルウェーという国名には「北への道」という意味があり、国土の北半分は北極圏に属する。人口の大半は南部に集中。南北に細長い国土の海岸線はすべて入り組んだフィヨルド地帯になっている。『叫び』で有名な画家ムンク、劇作家イプセンなど芸術に関係する多くの有名人を輩出。

ムンク「叫び」(国立美術館)

王宮


ヴィーゲラン公園(アートパーク)

ベルゲン(第二の都市)〜ストックホルムから空路で約1時間20分

ハンザビール(「ハンザ同盟」に由来)


魚市場

湖畔のホテルの部屋からの眺め



ノルウェーでは、フィヨルド沿いをドライブしたり、山岳ゴンドラに乗ったり、ベルゲン鉄道・フロム鉄道の車窓から風景を眺めたり、さらには遊覧船に乗ったりと、いろいろな角度から楽しむことが出来ました。農家で購入したジャムが大変美味で、今も毎日ヨーグルトと一緒に食べています。
<スウェーデン>
・首都:ストックホルム
・日本との時差:ー7時間
・人口:約1054万人(北欧で最大)
・言語:スウェーデン語。他にサーメ語やフィンランド語など。多くの国民が英語を話す。
・通貨:クローナ(SEK)。2024/4/24現在 1SEK=14.33円
北欧諸国の中で最大の国土面積と人口。国土のおよそ半分が森林。第一次、第二次の両世界大戦で中立を維持し、平和を保持。中立と人道主義を掲げて国際外交上特異な立場をとる。国民は冷静で創意に満ち、アルフレッド・ノーベルをはじめ多くの科学者を世に出した。女優のイングリッド・バーグマン、ポップスグループのABBA、植物学者カール・フォン・リンネなどが有名
スウェーデンでは殆ど撮ってなかったみたいですが、ノーベル賞の晩餐会で知られる市庁舎がまず印象深かったです。また、世界遺産のドロットニングホルム宮殿と庭園は大変美しかった!名物のミートボールはランチでいただきました。旧市街のガラムスタンはストックホルムの絵葉書に一番よく出てくる場所でした。


ストックホルム市庁舎「黄金の間」

「青の間」(ここで晩餐会が開催される)

新市街を望む

ドロットニングホルム宮殿

ノーベル賞受賞者が必ず宿泊するという「グランドホテル」
<フィンランド>
・首都:ヘルシンキ
・日本との時差:ー6時間
・人口:約561万人
・言語:フィンランド語。他にスウェーデン語やサーメ語。多くの国民が英語を話す。
・通貨:ユーロ(EUR)。2024/4/24現在 1EUR=165.74円
東をロシア、西にスウェーデン、北はノルウェーと国境を接し、フィンランド湾を挟んだ南にはエストニアがある。交通の中継点にあり、その中立的性格から多くの国際会議が開催されている。国土の1/3は北極圏に位置し、65%が森林。多くの国民が別荘を所有し、そこにあるのが「サウナ」。アウトドアライフが盛んな国でもある。ムーミン、サンタクロースの故郷。マリメッコ、イッタラも有名。かつて、スウェーデンやロシアに長く支配された歴史を持つ。



ヘルシンキ駅

マーケット広場

ヘルシンキ・タリン(エストニア)を往復した際、乗船した船
<エストニア>
バルトの国の中でも最も北にあるエストニア。ヘルシンキから首都タリンまで片道高速フェリーで2時間程度。世界遺産に登録された美しい古都です。(人口約140万人、日本との時差ー6時間)

アレクサンドル・ネフスキー聖堂(帝政ロシアが建造)




まとめ
実は、私が旅行したこの時期、フィンエアーのストライクがあったり、ヘルシンキ空港の現地作業者がストを仄めかしていたり、直前・旅行中もヤキモキしながらの旅行でした。しかし、そうしたスト等はなく(1週間前だったら行けなかった)、さらに10日間の間、雨らしき雨にも殆ど降られることなく、添乗員さん曰く「めちゃくちゃラッキー」とのことでした。
今回、個人的には、フィヨルドの大自然や滝などを堪能し、湖畔の由緒あるホテルにも連泊したノルウェーが一番印象深く残りました。また、過去の他国による支配の歴史等の経緯を踏まえ、建物等にそうした面を窺い知ることが出来るフィンランドの街も好きになりました(妻と自由に街を歩いていたら、少し迷子になりました:笑)
以上、写真中心の簡単なレポートをお終わります。


(おまけ)
最後に、現地の物価をご参考まで(換算レートはクレジットカード会社のもの)
<ヘルシンキ>
・ランチでの赤ワイン(グラス):115SEK=1742円
<ベルゲン>
・ランチでのハンザビール:112NOK=1629円
・魚市場でのオイスター2P+タラ:517NOK=7518円
<ウルヴィク>
・ディナーでのビール+アップルサイダー:254NOK=3694円
・ランチでのビール:150NOK=2173円
・ランチでのビール:149NOK=2174円
・ディナーでのビール:99NOK=1444円
<オスロ>
・チョコスナック2つ:20NOK=292円
・りんごシードル+ジャム2缶:303NOK=4420円
<バルト海クルーズ>
・ワイン:65DKK=1463円
・水:20DKK=450円
<コペンハーゲン>
・ランチでのビール(小)2杯:95.05DKK=2139円
<タリン>
・ランチでのビール:5EUR=833円
・観光施設入場料(2人分):30EUR=5000円
・船内ビール:4.9EUR=820円
他にも買い物してますが、読んでも内容がわからない物は割愛。ビールばかり飲んでました(笑)
I hope you like it.