サイトアイコン 【L】米国株投資実践日記

鎌倉投信「結い2101」を全て売却

独立系の投資信託会社として、また、非常にユニークな商品性の日本株アクティブファンドとして、確固たる地位を確保している鎌倉投信株式会社と、唯一の運用商品である「結い2101」

今般、熟慮の末、保有する受益証券を全て売却しましたので、ここに報告申し上げます。

取引経緯

・私が鎌倉投信と出会ったのは、東日本大震災の年まで遡ります。当時、メディアで存在を知り、地震の日の直前に鎌倉の本社の説明会(今も開催されているやつ)に休暇を取り一人で参加しました。
・すると、その日は平日だったこともあってか、参加者は私一人。そのたった一人の私のために鎌田社長が丁寧に応待してくれた事を昨日の様によく覚えています。
・その後、あまり日を置かず、実際に口座開設し、スポットで50万円買い付けを行いました。その後も数十万円単位で数回スポット投資をしました。
・なお、今回の売却以前に1度だけ一部売却(基準価格@14,881にて100万円相当)しています。

売却理由

・では、なぜ今回全部売却するに至ったのでしょうか。それは、明確に「ダメな」理由があったというよりも、明確に保有継続するに足る「強い」理由がなくなっていたことが挙げられます。
・上記の取引はあったものの、いわゆる「積立投資」は行わず、残高は私のポートフォリオの中ではマイナーな存在であり続けたことが証明しています。
・当ファンドがリスクを一定の範囲に抑える目的でキャッシュの保有が常に多いことは、フルインベストを望む私にとっては無駄に感じていましたし、証券取引に限らず金融取引の口座数を極力減らしておきたいというニーズもありました。そして、米国株への積極的な投資により預金残高が減少しており、キャッシュが欲しい状況であったことも理由の一つです。

「いい会社」に投資するコンセプトは今も賛同

・「結い2101」は単なる金銭的リターンを超えた社会的なリターンも求めたファンドであり、世の中をよくする少数の「いい会社」を選んで投資するコンセプト自体は嫌いではありません。(明確に切り分けよ、という考えも多いですが)
・そもそも、この取組みをやめてしまったら、鎌倉投信「結い2101」ではなくなりますからね。

良い経験・出会いもあった

・鎌倉投信の考えに賛同した人のお金が「結い2101」には集まり、ちょっとやそっとの事で動じないこのお金が、結果的に金銭的なリターンの面でもサポート要因となっているのが当ファンドです。
・そして、資金の出し手である受益者の方々とは、いろいろな機会で会うことがあり、多くの方と友人になりました。毎年開催される受益者総会にも、横浜や鎌倉、そして京都で開催された時に参加し、素晴らしい投資先の話などを、後に友人となる方々と同じ空間で共有もしました。改めて、御礼申し上げます。

過去に「鎌倉投信の受益者の一人として申し上げたこと」

・当ブログがアドレスを変えてからは、一度も鎌倉投信の関係では記事を書いていませんが、過去には何度か書いています。特に、まだ受益者になってから間もない2012年12月に「結い2101」が非上場企業の社債に投資した際には、意見をブログで述べました。
・この過去記事「鎌倉投信に受益者の一人として申し上げたいこと」はアクセスが多くあり、旧アドレス時代は定番記事の一つとなっていましたが、旧アドレスは既にクローズしており、当該記事含め全ての記事を削除しました。

再投資の可能性

・今回、基準単価@17,697円で売却し、約30万円のキャピタル・ゲインを獲得するとともに、約6万円税金を支払い100万円弱の資金を手にしました。
・当面は投資する予定もなく、取引口座の整理の意味合いもあり、一旦は口座も閉鎖する予定です。将来、再び取引する可能性は?こればっかりはわかりませんが、あるかもしれませんね。遠い将来に。
I hope you like it.

追記)受益者総会に参加したくて、約1年後の2018年7月に再投資

ひふみ投信も減らしました。

ひふみ投信を3分の1まで売却
既往投資先のメインの投信であったレオス・キャピタルワークス運用の「ひふみ投信」を大きく売却しました。取引概要・約定日:2018年8月13日(もうすぐ元号が変わりますので、これからは、なるべく西暦表記にします)・単価:49,133円・売却数:...
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