サイトアイコン 【L】米国株投資実践日記

iDeCoの運営管理機関を楽天証券からSBI証券に変更予定

これまでの経緯

私の前職では、確定給付型年金の制度を採用していましたが、個人的には自らの判断で投資先を選べる確定拠出年金の企業に勤めている人を羨ましいと思っていました。

そんな中、個人型確定拠出年金(iDeCo)の制度改正が2017年に行われ、当時、確定給付型年金加入者の現役サラリーマンであった私もiDeCoへの加入が可能となり、制度開始当初から加入しました。
(参考)
確定拠出年金制度の主な改正(2017年1月1日施行)(厚生労働省)
個人型確定拠出年金(iDeCo)は楽天証券に決定(2017/1/31)

最初は月額僅か12,000円(上限)からのスタートでした。その後、私の属性が退職により変更となったことも踏まえ、金額を増やしたりしました。

最初はアクティブファンドに投資していた時期もありましたが、途中から楽天・全米株式インデックス・ファンド(愛称:楽天VTI)にスイッチング。現在に至っていました。

運営管理機関をSBIに変更

iDeCoに関する投資家への情報提供や資産の記録・管理をするところを「運営管理機関」と呼びます。

主に以下の業務を行います。

・運用商品を選定してラインナップとして並べる
・その運用商品に関する情報を提供する
・加入者一人ひとりの資産の記録・管理をする
・加入者からの運用指図を申し受ける
・年金や一時金を支払う際の書類審査を行う

今回、当該業務を行う機関を楽天からSBIに変更することとしたものです。理由は最後に簡単に述べます。

注意点

いつも行っている個別株や投資信託の売買や証券会社の変更(あるいは移管)とは違い、運営管理機関を変更する場合には、注意点があります。

全て現金化されてしまう

まず、一つ目は、変更するにあたって、自分が保有している預金や投資信託などは、いったん全部解約され、現金化されてしまうということ

なお、旧契約先(私の場合、楽天)での解約や現金化等の手続きは、あくまで事務的に行われます。そのため、マーケットの変動など考慮されず、淡々と行われるので思わぬ損失を被る可能性がある点には留意が必要です。

空白の期間が生じる

2つ目は、資産を移す手続きには2〜3カ月といった時間がかかる可能性があるということです。これは、実際にやってみないとどのくらいかかるかわかりませんが、この間、自分の年金資産を運用することは出来ない、いわば空白の期間が生じることになります。

この様な不都合があるため、機関の変更前に自分の判断・タイミングで、まず運用商品を楽天VTIから定期預金にスイッチングの指図を行い、その結果として画像の通り一時的な「待機資金」となっています。

預金に振り替わり次第、速やかに機関の変更の依頼を行う予定です。

今回の変更理由

実は、そんなに特別な理由はありません。一部で囁かれている楽天グループの信用力を懸念しての行動でもありません。

私は個別株など割と頻繁に取引を行い、その自分の行動履歴が簡単に参照でき、取引画面などユーザーインターフェイスも使い勝手が良い楽天を引き続き「メイン証券」として利用する予定です。

ただし、来年から開始される恒久NISAでは、SBI証券を利用していくことを決めています。そのため、NISAやiDeCoはSBI、米国株や日本株などの個別株など「特定口座」は楽天という具合に、棲み分けを行うこととしたものです。

ということで、金額も大きくもないし、別に変更してもしなくても、大して重要なことではないのですが、何となく、することに決めました。

I hope you like it.

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