5月にレコードプレーヤーを購入した。
(参考)ついにレコードプレーヤーを導入
それを契機として、保有する音楽のコレクションの入れ替えを積極的に実施しているところである。
本投稿では、私がどういった理由・観点で、これを行なっているのか。明らかにしたい。
CDの劣化対策
まず、以前から認識していたのが、今や「伝統的」フォーマットとなったCD(コンパクト・ディスク)の取り扱いの問題がある。ソニーとオランダのフィリップスが共同開発し1982年にCDがこの世に産声をあげてから40年以上が経過。私はこの頃から、CDを買い始めている。
発売当初は劣化しないと言われていたが、実際には、保存方法が悪いとメディアが劣化を起こす。具体的には、蒸着した反射膜の変化、保護層のポリカーボネートの変化など
自分が持っているもので、そういう変化を感じたものはこれまで殆どないが、そろそろ気になる時期であることは確か。
CDの音質の問題
上とも関係するが、特に初期に発売されたCDの音質は褒められたものではない。なので、これまでもリマスター盤などが発売されるタイミングなどに、お気に入りの作品は適宜新しいものを購入してきた。
収納キャパシティ
そして、かなり重要なのは、自宅の物理的な収納スペースの問題。これは、我が家内における私のモノの占拠割合がどの程度まで許されるかという、家族、とりわけ妻とのパワーゲームが一つの観点
幸いこの点に関しては、既に占拠したスペースについて、縮小要請は寄せられていない。
ただ、既存のスペースの中で、いかに有効に空間の活用を図るか知恵がいる。そこで、私が考えたのが、CDからレコードへのスイッチ。新たにレコードラックを購入したが、ここに収めるレコードと同種のCDは原則保有しないこととしたのだ。(CDは二束三文でしか売れないので、勿体ないが廃棄)
好きなアーチストのコレクションを充実
人間は寿命がある。私の様に朝から晩までいつでも自由に音楽を聴ける者であっても、1日の間で聴ける作品の数には限りがある。この制約を考えれば、価値がない作品を聴く時間はなく、より自分が気に入ったアーチストの作品を生きている間、聴きたいと切に思うようになった。
そのため、かなり浅く広く持っていた作品群を改めて全体を俯瞰して、その中における1枚1枚の価値を見極め、大胆に処分すべきものは廃棄を断行している。
何かを選択する前に何かを捨てる
レコードプレーヤーを購入してから、既に60枚以上レコードを買ったけど、CDラックの隙間を埋める様にCDもたくさん買ってます(笑)
今回は以上です。
I hope you like it.