この文言は、拙著を2021年2月に発売して、それから1年が経過した際、ブログ記事にした時に最後に書いた言葉です。
(参考)拙著発売から1年が経過(2022/2/10)
拙著を発売して以降の米国を代表する株式市場の指数(S&P500)の推移は以下の通りとなっています。
・本発売日:3,909.88
・2021年末:4,766.18
・2022年末:3,839.50
・2023年末:4,769.83
・最新(2024/3/1):5,137.08(史上最高値)
もちろん、上下動を繰り返す株式市場ゆえ、一本調子で上昇をしてきたわけではありません。
本を発売した2021年は米国株式市場が非常に好調な年でした。しかし、翌年の2022年は約2割下落し非常に厳しい年になりましたが、日本の投資家はドル高に助けられました。そして、2023年、特に米国金利に頭打ち感が出て以降、米国株は復調を見せ、直近の先週終値は史上最高値となっています。
2021年の拙著発売当時、今もある様な「米国株は割高だ!」という声はありましたが、その時に比べて3割以上、1年後、株価が少し軟調な時に比べれば、より上昇しています。さらに、日本円をドルに変えて投資している日本の投資家に関しては、ドル高に伴う為替差益が乗っかるので、この間株価と為替のダブルで利益を得られたことになります。
足元、確かに、日本株が漸く日経平均が史上最高値を更新、来週にもついに40000円の大台に乗せそうな勢いにありますが、米国株は日本株が不調な間、毎年の様に何度も何度も記録を更新してきたことは素直に受け止める必要があるでしょう。
それにしても、今は本当に個人投資家にとって、良い時代になりましたね。おじさんは、若い人が羨ましいです。
I hope you like it.