去年、「やっぱり凄い 米国株の株価上昇率(2009/1〜2019/3)」という記事を書いたことがあります。
その後、私の投資している先も激増しており(当面は基本このままでステイの予定ですが)、来年以降少し絞り込みをかける場合の参考として、悉皆で同様の作業をしてみました。
今回、その作業を踏まえて分かったことを読者の皆さんにもシェアしたいと思います。
株価上昇率の計測期間
・2009年1月から2020年7月まで
・2009年1月の10,000ドルが2020年7月にいくらになったのか。金額と年率を調査しました。
・このため、ABBVとかスピンアウトで新しく誕生した企業は対象となっていません。(FBは2012年上場ですが、例外的に掲載)
S&P500の成績
・米国株式市場の代表的な指数は45,505ドル(約4.5倍)に増えました。年率は13.98%です。
・過去のトラックレコードと比較して、かなり株価上昇率が高かった時代だと言えるでしょう。
GAFA
以下、個別株の調査結果です。数が多いのでTickerで表記します。
・GOOGL(96,633ドル、21.63%)
・AMZN(617,137ドル、42.75%)
・FB(85,699ドル、30.09%)
・AAPL(402,710ドル、37.58%)
やはりITは成績が良い
・MSFT(137,891ドル、25.42%)
・CRM(243,486ドル、31.73%)
・ADBE(208,699ドル、29.99%)
・ACN(86,445ドル、20.47%)
・CSCO(37,951ドル、12.20%)
生活必需品は様々
・KO(29,889ドル、9.91%)
・PG(30,575%、10.13%)
・WMT(30,501ドル、10.11%)
・CHD(81,578ドル、19.87%)
・MKC(77,590ドル、19.35%)
・CLX(60,194ドル、16.76%)
・CL(29,786ドル、9.88%)
・UL(38,998ドル、12.47%)
・COST(81,602ドル、19.87%)
・HD(153,550ドル、26.59%)
<タバコ銘柄>
・PM(30,005ドル、9.95%)
・MO(51,174ドル、15.14%)
・BTI(22,206ドル、7.13%)
消費財・サービスセクター
・NKE(89,106ドル、20.78%)
・MCD(44,157ドル、13.68%)
・SBUX(191,678ドル、29.04%)
資本財
・MMM(35,706ドル、11.61%)
・UNP(92,467ドル、21.17%)
・LMT(65,644ドル、17.64%)
・BA(49,414ドル、14.79%)
・SHW(126,375ドル、24.88%)
エネルギーはボロボロ
・RDS.B(8,375ドル、マイナス1.65%)
・XOM(7,720ドル、マイナス2.21%)
・CVX(17,548ドル、4.97%)
金融は様々
・JPM(40,711ドル、12.89%)
・WFC(11,294ドル、1.06%)
・BRK.B(30,457ドル、10.09%)
・BLK(57,759ドル、16.35%)
・SPGI(194,171ドル、29.18%)
<クレジットカード>
・V(157,614ドル、26.88%)
・MA(228,705ドル、31.08%)
ヘルスケア
・JNJ(34,483ドル、11.28%)
・MRK(40,047ドル、12.72%)
・UNH(133,508ドル、25.07%)
・ISRG(161,928ドル、27.18%)
・LLY(56,529ドル、16.13%)
・ABT(52,447ドル、15.38%)
コミュニケーション(通信)
・VZ(32,029ドル、10.57%)
・T(20,123ドル、6.22%)
超好成績
・NFLX(1,144,918ドル、50.57%)
・DPZ(962,473ドル、48.33%)
以上です。
S&P500が45,505ドル(約4.5倍)、年率13.98%で増えたこの間に、これを凌駕する企業がいかにたくさんあるかお分かりになったことでしょう。
やっぱ、米国株ですね!
I hope you like it.