つばめ投資顧問の「顧問」に就任

海外へ向かう日本の個人マネー

この記事は約2分で読めます。

日経新聞に興味深い記事がありました。

日本の個人マネー1.6兆円、世界株投信へ 1〜8月(日経会員限定)

日本の個人投資家は運用資産が自国中心の「ホームカントリーバイアス」が強いとされてきた。日本の公募投信の残高に占める海外株の割合は、15年前には1割以下だったが、足元で34%(22兆円)まで上昇した。13%の日本株(8兆円)の3倍近くになっている。

上記記事によれば、

・1~8月にグローバル株式投信には差し引きで約1兆6000億円の資金が流入
・米国の個別株の運用:SBI証券、楽天証券、マネックス証券の8月の米国株の売買代金合計は7730億円と、前年同月の3.9倍

と米国株を中心として、日本の個人投資家の海外株志向が高まっているそうです。

なお、記事ではこの要因として、1)(アップルやグーグルといった)米国の製品やサービスが日本人の生活に浸透し、米国株の情報もネットを通じて簡単に入手できるようになり、海外企業への投資に抵抗感がなくなっていること、2)新型コロナウイルスによって産業構造が変わるなか、米国にはアップルやアマゾン、マイクロソフトといったIT企業が多く成長が期待できる企業が日本に比べて多いこと、3)ネット証券各社が昨年から相次いで手数料を引き下げ、個人が小口で米国株に投資しやすくなったことを挙げています。

確かに、人気ブログランキング「米国株」においても、登録サイト数が1,200を超えるなど「米国株」投資ブログが投資ブログにおける一大勢力となっています。

私は日本株にも魅力を感じて相応の金額を投資していますが、個人投資家の米国株を中心とした海外投資の流れは、一過性のブームではなく、しばらく変わらないと個人的に判断しています。

I hope you like it.

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エルです。 私は1991年から株式投資を始めました。米国株に初めて投資したのは2005年のアマゾン・ドット・コムです。 そして、その後、中断していた米国株投資を再び本格化したのが2016年前後です。 株式投資歴そのものは長くても、やはり日本...
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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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