2年前にも一度取り上げたことがありますが、最新のランキングが公表されたので、再び記事とします。
(参考)世界で最も持続可能性の高い100社「2019 Global 100」
(元データ)2021 Global 100
「Global 100」とは
・カナダのコーポレートナイツ社(Corporate Knights Inc.)が、世界のあらゆる業界の大企業(本年は売上高10億米ドル以上)を対象に、環境・社会・ガバナンス(E/S/G)などの観点から持続可能性を評価し、上位100社を選出しているもの。
・例年はスイスのダボスで開催される世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)の中で発表。2021年は新型コロナウイルス・パンデミックの影響で5月にシンガポールでの開催に延期となり、替わりに1月25日からミニ版のオンライン・イベント「ダボス・アジェンダ」が開催され、この中で発表された。
Global 100 トップ10
1 シュナイダーエレクトリック(フランス:電機)
2 オーステッド(ノルウェー:エネルギー)
3 ブラジル銀行(ブラジル:銀行)
4 ネステ(フィンランド:エネルギー)
5 スタンテック(カナダ:建設)
6 マコーミック(米国:食品)
7 ケリング(フランス:アパレル)
8 メッツォ・オートテック(フィンランド:金属)
9 アメリカン・ウォーター・ワークス(米国:水道)
10 カナディアン・ナショナル鉄道(カナダ:鉄道)
個人的に気になった企業名
13位 シスコ・システムズ(米国 ハードウェア)
16位 エーザイ(日本 製薬)
20位 TSMC(台湾 半導体)
32位 シスメックス(日本 医療機器)
71位 武田薬品工業(日本 医薬品)
79位 ユニリーバ(英国・オランダ 消費財)
90位 アルファベット(米国 IT)
97位 テスラ(米国 自動車)
100位 エヌビディア(米国 半導体)
日本からは、エーザイ、シスメックス、コニカミノルタ、積水化学工業、武田薬品工業の5社がランクイン。日本企業のランクイン数は、2015年の1社から2016年と2017年は4社。2018年も4社を維持し、2019年は2倍の8社へ、2020年は6社に減り、今回さらに5社に減った。武田薬品工業は6年連続、積水化学工業も4年連続。花王、トヨタ自動車、パナソニックはランク外となった。
スクーリング方法等詳細は以下の記事(日本語)をご参照ください。
(参考)【ランキング】2021年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」
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