以前、「指値(さしね)注文のリスク」という記事を書いたことがありますが、今日は「成行」注文の話をしましょう。
時々、投稿している通り、私の日本株の投資はコアの部分をプロの有償の助言を取り入れて行っています。
(参考)【重要】資産運用に新たなスタイルを取り入れます。
これは、助言者の山本潤氏への信頼、オンライン会員相互の切磋琢磨や情報共有への期待、そして必ずしも私自身の投資アイデアがいつも上手くいくかどうか分からないから(ヘッジの意味合い)です。
たまたま、最近、ある銘柄への新規「買い」の指示があったのですが、購入想定単価の範囲を即超えて株価が上昇してしまい、多く?の会員がまだ買えていないことが会員の間で話題となっています。
私はエントリー「指値(さしね)注文のリスク」にも書いた通り、日本株に限らず米国株含めて、売りも買いも「成行」で行うことを基本としているのですが、上記有償サービスで組んでいるポートフォリオは流動性の乏しい銘柄も多く含まれるので、助言は「指値」が原則となっています。
それでも、私が「成行」を基本として考えているのには理由があります。
それは、私が株式を買おうとするのは、その時の値段で投資すれば利益が得られると思うからであり、中長期なスパンでポートフォリオを組もうとするのであれば尚更「僅かな」単価の違いを気にするのはナンセンスだと考えるからです。
実際には、指示のあった株数を全て一度に成行注文を出すのではなく、最低単元株だったり、指示の半分の株数でまず注文するなど分散して様子を見ながら注文するようにしています。結局、この様な方法を取った方が当初想定したレンジと大きく逸脱せず、かつ早期に約定が可能となります。
ちなみに、私は比較的短い期間での売買も行いますが、この時も常に「成行」です。逆に言えば、約定価格の僅かな差が気になる水準では、成行で売買しないということです。
以上、所属する投資グループの間での話題に絡めて、記事としました。
I hope you like it.