エルです。
退職金の運用を本格的に開始して、約1カ月が経過しました。
「退職金運用」と言いましても、金額(退職金自体、元のポートフォリオ金額)、運用経験年数など、人により取れるリスクや考え方に違いがあって当然ですが、一部キャッシュに持ちながら積極的に主に株式に投資してきました。
概況
・最初は、いろいろと調べまくり、バリュー株や中小型株など一時60銘柄を超える先に「唾を付ける」感じで(走りながら考えるの方がイメージに近いかな?)、投資し始めました。
・しかし、当然のことながら、それほど多くの銘柄を継続的にウォッチするのはシンドイですし、あまり分散し過ぎると投信との違いもパフォーマンスの上では殆ど差がなくなる結果も見えています。
・そのため、情報の入りやすい大型株中心に徐々に組み替えを行いました。毎日、チョコチョコと修正を加えつつ、一方で昨年から繰り越した損失を有効に活用する観点から、積極的に利益確定も実施しました。本投稿現在ですが、2月の日本株で実現されたキャピタル・ゲイン(小さな利益の積み上げ)は約80万円になっています。(米国株では、それ以上実現)
主な投資先
日本株
・順不同で、主な投資先を挙げると、ファーストリテイリング、任天堂、HOYA、村田製作所、花王、リクルートHD、ピジョン、ニトリHD、ダイキン工業、ソニーといった主要銘柄に投資
・一方で、比較的配当が高い先としては、東京海上HD、日本たばこ、オリックス、三菱商事あたりに多めに投資しています。配当収入の目標400万円をKPIにしているので、こうした高配当株のウエイトを高める必要がありますが、このままでは達成難しいかもしれません。でも、外国株(タバコ株等)で既に税引き前では100万円近い配当は得ています。
日本株以外の円資産への投資
・日本で日本円を使って生活するので、最終的には円が必要となります。また、リタイアすると給与収入があった時以上に「税金面では」日本株等の優位性があることもあり「その他条件(魅力)」が同等であれば、国内資産の方が良いに決まっています。でも、問題はこの日本の超低金利の環境下、「高配当」で魅力的な先は限られるのが実情です。(もし、際立って高い配当利回りのものがあれば、潜在的なリスクを抱えていると、相当疑ってかかるべきでしょう。)
・こうした中で、あまり株式だけに偏るのもリスクが高いと判断し、退職金が入る前からJ-REITやインフラファンドへも分散投資を開始しています。アバウトですが、J-REITとインフラファンド合計で、金融資産の約1割でしょうか。一部銘柄が変更になったり、増えたりしていますが、下記に関連の過去記事をリンクしておきます。
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