エルです。
ちょうど1カ月前に日本株全体のポートフォリオの概況をお示ししました。
(参考)【日本株】現在のマーケット環境を踏まえたポートフォリオ(2019年7月)
その時の日経平均株価は21,466.99円
そして、本日の終値は20,563.16円です。
僅か1カ月で900円以上下落。率にすると意外と大したことはなくて、4.2%の下落でした。
今日の日経新聞の記事「なぜ日本株はかくも動かなくなったのか」(有料会員限定)にある通り、前日のNY市場の大きな下げを受けて、何度も2万円を割れそうな場面がありましたが、しぶとく2万円台をキープしています。
これは、米国株に比べて先行して下げが進んでいたため、バリュエーション(株価評価)が相対的に低いことが一番の要因として考えられます。
実際、日本株を細かくウオッチしている私も「今の日本株は買い!」と判断し、日本株の割合をこの間増やしました。
日本株ポートフォリオの一部の詳細を開示
前回は日本株全体のポートフォリオを「ハイテク・外需」「ディフェンシブ」といった大きなグルーピングでその割合と主要な銘柄名のみをお示ししました。
今回は「中小型株」に限って、簿価と保有株数も全て開示いたします。なお、ここで言う中小型の定義(一般的には時価総額の相対的に小さなものを指す)は私の「感覚」で独断と偏見で決めたものになりますので、その点はご了承ください。
証券コード | 銘柄名 | 簿価単価(円) | 保有株数(株) |
2127 | 日本M&Aセンター | 2,939 | 1,000 |
2925 | ピックルスコーポレーション | 2,282 | 500 |
3179 | ショッピン | 1,018 | 200 |
3182 | オイシックス・ラ・大地 | 1,299 | 100 |
3550 | スタジオアタオ | 719 | 600 |
3611 | マツオカコーポレーション | 2,187 | 100 |
3835 | eBASE | 994 | 300 |
3902 | メディカル・データ・ビジョン | 1,120 | 100 |
6027 | 弁護士ドットコム | 4,844 | 100 |
6189 | グローバルキッズCOMPANY | 901 | 500 |
6409 | キトー | 1,406 | 1,400 |
6556 | ウエルビー | 1,911 | 200 |
6571 | キュービーネットホールディングス | 2,297 | 100 |
6750 | エレコム | 4,003 | 700 |
7564 | ワークマン | 5,292 | 400 |
8876 | リログループ | 2,686 | 1,000 |
8897 | タカラレーベン | 348 | 100 |
コメント
環境認識
・世界景気の悪化が一段と懸念され、これを受けて世界的に金利の低下が進みました。マイナス金利の債券の割合も拡大
・米中貿易摩擦を主因とする景気悪化がこの先どの程度のものになるかは誰もわかりませんが、相当程度マーケットはこの1ヵ月で織り込んだのではないか
投資銘柄について
・全部で17銘柄ありますが、時価の大きい上位5つは日本M&Aセンター、エレコム、リログループ、ワークマン、キトーの順(各銘柄概ね2〜3百万円)。この辺の会社に一番期待しています。
・工業用荷揚げ機大手のキトーを除き、内需成長株中心に固めています。
・なお、この中小型株ポートフォリオ以外に、最近開始した新しい取組みによるポートフォリオ、大型株のポートフォリオ(JTやメガバンク、総合商社など)があります。大型株の顔ぶれもかなり入れ替えを行いました。
I hope you like it.