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初めてインフラファンドの配当金を受領

Mizianitka / Pixabay

今年になってから投資を始めた投資商品にインフラファンドがあります。

概要は以下の投稿をご参照ください。

いわゆるインフラファンドに初めて投資
エルです。国の再生可能エネルギーを拡大していくという政策に沿ってインフラストラクチャー(社会基盤)を投資対象とする市場が創設され、2016年から「インフラファンド」の上場が始まりました。2019年1月4日、日本の株式市場は1年の最初の取引日...

今回、複数投資した銘柄のうち、1銘柄から「インフラファンド」としては「初」の配当を受領しましたので、記念に投稿として残しておきたいと思います。

銘柄:日本再生可能エネルギーインフラ投資法人 (9283)
数量:10
配当内訳:利益分配金18,710円(うち税金3,800円)、利益超過分配金14,010円(うち税金0)

利益超過分配金とは何か?
ここで、気になる用語が出てきましたね。

インフラファンドも既に認知されているJ-REIT同様、利益の90%超を投資家に分配することなどを条件に実質的に法人税が免除されています。

利益超過分配金とは、この「利益」に基づく配当に上乗せする形で、減価償却費の一部を原資として投資家に支払うものです。

インフラファンドとは異なりますが、J-REITのケースで説明している記事がありましたのでご覧ください。理屈は同じです。
(参考)J-REITの超過分配金について(ファイナンシャルスター)

利益分配金については、投資家が受け取る前に税金が差し引かれる(株式等と同じ)のに対し、利益超過分配金には税金はかかりません。

一見、税金がかからないのは良さそうに思うかもしれませんが、「利益超過分配金」は税法上は「みなし譲渡」にあたり、別の表現をすれば「投資した元本部分部分の買戻し」に相当するからです。

しかも、分配金としての課税は発生しませんがリートの取得価格を低くする修正が行われたりするので、少しややこしいです。

上記リンク記事にもある通り、「本来は修繕や資本的支出に使うべき資金を上乗せして分配金に回しているので、本来の実力よりも利回りが高く表示されていることに注意が必要」です。

私も全く同感で、インフラファンドに投資してしばらくしてから、この「分配金の質」を検討して、現在(あくまで本投稿時点ですが)は「タカラレーベン・インフラ投資法人」に一本化しました。

I hope you like it.

(ご参考)

そろりとJ-REITへの投資を開始。
エルです。昨日の投稿で退職金の運用を開始した旨をお知らせしました。今日はその退職金が入金されてから実際に何に投資したのか(と言っても、ごく一部です)をメモがわりに記事として残しておきます。異なるアセットクラスへの投資分散の一環でJ-REIT...
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