つばめ投資顧問の「顧問」に就任

ポートフォリオを抜本的に見直した理由

この記事は約3分で読めます。
この記事は、6年前に書かれました。

エントリー「【米国株】2017年10月の運用成績」(削除済)をご覧になって、「おや?」と感じた読者もいたと思いますが、10月末にポートフォリオを大きく動かしました。

上記記事だけだと、米国株だけの動きにも見えますが、さにあらず。

米国株だけでなく、他のアセットクラスへの投資にも再び舵を切りました。

考えを改めた経緯

・一言で言えば、1)現在の資産額、2)年齢、3)今後のキャリアイメージ、4)残りの生涯に必要となるであろう金額、等を考慮すれば、超長期では最も「リターン」が高い株式の比率を「下げて」、「リスク」が相対的に低い債券等の割合を「上げた」というものです。(=分散投資の強化)

・アラフィフの私は、もう30年近く働いてきましたし、資産運用もほぼ同年数の経験とトータルで利益を上げてきた実績があります。「プロフィール」に自分で書いてますように、これまではサラリーに恵まれ資産形成が比較的容易にできる身分でもありました。

・足元では、主たる投資先の米国株式市場だけでなく、これに比べると投資額は少ないですが、日本株もバブル崩壊以後では最もモメンタムが良い状況となり、「嘘のように」資産額は毎月増加を辿ってきています。この様なマーケット環境というのは、意外に長続きするもので、周りの個人投資家なんかが2年くらい前にリスクオフするのを見かけましたが、そこからの上げがかなり強烈なものとなったりしています。(運・不運を感じます)

・でもですね。いつまでも続く相場はないわけで、やはり「大きな損失」を回避することが、私の様な「(セミ)リタイアはすぐにでもできる。多分。」な人にとっては、資産の「最大化」よりも優先すべきことだからです。

どのくらいの期間を想定するのかも重要

・上記の通り、私の個別事情を踏まえた判断なのですが、株式が長い投資期間を取ると、あらゆるアセットクラスの中で「最強」という点には少し注意が必要だと考えています。

・オフ会でも懇意にしているブロガーのはちどうきゅうどうさんが「長期投資のアセットアロケーションに債券は必要か?」という記事で「(はちどうきゅうどうさんにとっては)債券は不要」という結論を出されていましたが、彼と私では年齢が異なり(私がかなり上)、資産形成のステージが異なるので判断も違って当然です。

・私の場合は、本当にセミリタイアを断行すれば、数年後から資産の「取り崩し」も視野に入るので、長期的に株式のリターンが一番良いからといっても自ずと限界がありました。このまま、マーケットの調子が良いのを理由にズルズルと株式100%を続けていて、いざリタイアしようと思った矢先にズトンと下がったら堪ったもんではありません。そんなに簡単にリーマンショック級の下落はない(様に今は)感じられますが、仮に50%下落してしまうと「元に戻る」ためには100%(2倍)の上昇が必要となる厳しい現実があります。

I hope you like it.

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投資に対する考え方
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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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