久しぶりに、以前このブログでも紹介した『DIE WITH ZERO』を念入りに再読しました。
上記記事で紹介した時のタイトルの通り、毎月は読んでいませんでしたが、時々、マーカーを引いた箇所を読み返していました。今回、改めて一字一句読んで強く感じたこと
それは「もっとお金を使わないといけない」です。
本書はたくさんの示唆が得られる本です。今回、本書の紹介を詳しくやるつもりはありませんが、お金・時間・健康のバランスが取れている今の私は、この「ゴーゴーイヤー」のうちに、もっと有意義な時間とお金の使い方をより意識して行なっていかないと、後で後悔すると痛感しました。
人生を最適化するよう金を使う場合、大半の人は45〜60歳のあいだに資産がピークに達する。この範囲から外れると、人生の充実度を最大限に高めるのは難しくなる。つまり、経験のために金を十分に使い切れなかったということになる。
人間、高齢化すると、健康上の制約等により、若い時の様にアクティブに活動出来なくなります。そのため、お金は自分が昔思っていたほど、減っていかない。これが、マクロの統計データでも、日本でも本書が書かれたアメリカでも確認されています。
私の場合、早期退職した2019年より前と今を比較すると、現在の方がお金を使っていますが、投資環境が良かったおかげで、退職時よりも随分と資産は増えています。この状況、本書で展開されている理屈などを踏まえますと、現在57歳の私はギアを一段階上げる必要がありそうです。
それが上手くいけば、毎年、徐々に資産は減っていくはずです。その暁には、もう投資ブログとしての本ブログの役割は無くなっているのかも知れません。
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DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
posted with ヨメレバ
ビル・パーキンス/児島 修 ダイヤモンド社 2020年10月01日頃
I hope you like it.