エルは読者家として、リアルの場では通っておりまして、たまに勉強会の類で仲間が集まった時に、「こちらの●●さん(エルの本名)は、1年に300冊も本を読む人です。例えばドラッカーの本なんかは全て読んでいます」とか言って、紹介されることがあります。
年300冊はかなりオーバーで、通常は2日に1冊程度のペース、多くても年200冊程度の読書量です。
ドラッカーについては、初めて読んだのは、多分『新しい現実』を30年近く前に読んだのが最初ですが、実際には10冊程度(別途、関連本を10冊程度)しか読んでいないのが実情です。
上記の通り、時々「誉め殺し」に遭うため、かねてより実態をそれに合わせてやろうと考えていました。
目標は「完全制覇」
ドラッカーの本は、40冊以上ある様ですが、極力、日本で手に入る日本語の本については、今年中にほぼ全て読んでしまうことを目論んでいます。
昨年も157冊読了していますので、決して不可能な目標ではありません。
最適な読書ガイド
今回、かねてから考えていたことではありますが、改めてドラッカー本を攻略してやろうと思ったのは理由があります。たまたま、昔読んだことがあるガイドブック(Kindle版)がAmazonのプライム会員には無料で読める状態だったからです。
著者はドラッカーのことを世界の誰よりも熟知している上田惇生氏です。
後入れ先出しで、サクッと読み終わりましたが、奥の深い「ドラッカー・ワールド」を探検する前には必読でしょう。
代表作
上記ガイドブックには、ドラッカー本を大きく6つに仕分けした上で、代表作がまとめられていました。ドラッカーに関心のある方はご参照ください。
<マネジメント7作>〜ドラッカーは答えを知っていた〜
・『現代の経営』
・『創造する経営者』
・『経営者の条件』
・『マネジメント』
・『乱気流時代の経営』
・『イノベーションと企業家精神』
・『非営利組織の経営』
<評論7作>〜今、ドラッカーなら何というだろうか〜
・『変貌する経営者の時代』
・『マネジメント・フロンティア』
・『未来企業』
・『すでに起こった未来』
・『未来への決断』
・『P.F.ドラッカー経営論集』
・『明日を支配するもの』
<政治体制3作>〜ドラッカーは何を許せなかったのか〜
・『「経済人」の終わり』
・『産業人の未来』
・『企業とは何か』
<転換6作>〜ドラッカーが目にした歴史の転換〜
・『変貌する産業社会』
・『断絶の時代』
・『見えざる革命』
・『新しい現実』
・『ポスト資本主義社会』
・『ネクスト・ソサエティ』
<日本発10作>〜ドラッカー家の本棚から往復書簡の束が〜
・『マネジメント(エッセンシャル版)』
・はじめて読むドラッカーシリーズ4作
・ドラッカー名言集4作
・『(英和対訳)決定版ドラッカー名言集』
<伝記等>〜ドラッカーを多面的に読む〜
・自伝的著作『傍観者の時代』
・『ドラッカー20S世紀を生きて』
・評伝『ドラッカーはなぜマネジメントを発明したのか』
・『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』
・『ドラッカー入門』
・『ドラッカー 時代を超える言葉』
I hope you like it.