セミリタイア5年目の2023年を総括

厳しい米国株式市場でも「最強の10銘柄」は善戦

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いわゆる「最強の10銘柄」については、本で読者に紹介するだけでなく、私自身が投資をしています。(以下のリンク記事参照)

「最強の10銘柄」への投資状況
本ブログや拙著でご紹介した「最強の10銘柄」については、2021年2月の出版以降、それ以外の投資銘柄数を少しずつ絞る中で、順次、投資を増やしてきています。 2022年に入ってからも増やしており、最新の投資状況(保有株数)を表にしてみました。...

それは、私が掲げる「守りに強い投資」の方針に合致しているから

2022年上期が終わったので、今年前半のパフォーマンスを確認するとともに、拙著出版以降の成績についても、あわせて調べてみました。

2022年上期

まず、今年6月末までの半年の株価騰落率を主要な指数(S&P500)と比較してみましょう。

単位:ドル、%2021/12/31終値2022/6/30終値騰落率(%)備考
UNH502.14516.53+2.9
V216.71196.95-9.1
HD415.01273.73-34.0
DHR329.01253.65-22.9
LMT355.41430.30+21.1
COST567.70479.28-15.6
UNP251.93213.31-15.3
NKE166.67101.82-38.9
CHD102.5092.75-9.5
MKC96.6183.62-13.4
S&P500(指数)4,766.183,785.38-20.6
10銘柄平均300.36264.19-12.0

<コメント>
今年6月末までの年初来の騰落率は、S&P500がマイナス約21%(1970年以降で最悪)となりました。こうした極めて厳しいマーケットの中で、ロッキード・マーチンとユナイテッドヘルス・グループの株価は上昇。ビザ、コストコ、ユニオンパシフィック、チャーチ・アンド・ドワイト、マコーミックの5銘柄については下落したものの市場全般に比べて少ない下落にとどまりました。一方で、ナイキ、ホームデポ、ダナハーについては大きく下落。この結果、10銘柄の単純平均(配当は加味せず)はマイナス12%とS&P500を8%以上アウトパフォームしました。

拙著発売日以降

単位:ドル、%2021/2/10終値2022/6/30終値騰落率(%)備考
UNH333.40516.53+54.9
V206.44196.95-4.6
HD278.69273.73-1.8
DHR237.49253.65+6.8
LMT342.19430.30+25.7
COST356.12479.28+34.6
UNP203.50213.31+4.8
NKE142.46101.82-28.5
CHD83.2492.75+11.4
MKC90.8083.62-7.9
S&P500(指数)3,909.883,785.38-3.2
10銘柄平均227.43264.19+16.2

<コメント>
今度は本を発売した昨年2月の時点と6月末の株価を比較しました。こちらは、指数が3%下落する状況で、最強の10銘柄は16%の上昇と大幅なアウトパフォームでした。特にナイキの調子が悪いですが、現在、こうした消費財の関連銘柄は全般的に調子が良くないので、いずれ復調してくれるものと期待しています。

↓「最強の10銘柄」についての詳細はこちらで

I hope you like it.

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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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