つばめ投資顧問の「顧問」に就任

【Semi-Retired】リタイアに向けた金銭計算(エルの場合)

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annca / Pixabay

以前、(セミ)リタイアはすぐにでもできる。多分。と大胆に書いた。

実際には、直ちにではなく、3年後を想定している。

そのシミュレーション結果をご披露したい。(ただし一部の数値は非開示)

前提条件

・(セミ)リタイア開始 53歳
・退職金 53歳時に一時金を2,000万円受領
・保有金融資産 現在保有している金額を53歳時に同額保有しているものと仮定
・運用利回り 下記表の通り3〜7%の複数のパターンで算出
・年金支給開始までの年間支出額 非開示(現在よりも少し支出を引き締める前提)
・年金受給開始後からの年間支出額 下記表の通り400〜800万円の複数の数値で算出
・年金受給開始年齢 65歳
・受給年金の月額 25万円(夫婦合計:甘めの試算)
・年間インフレ率 簡略化のため0%とする。
・なお、家族構成等管理人のプロフィールを知りたい方は→「プロフィール

試算結果(生存可能年齢)

横軸:年間支出額

縦軸:運用利回り

400万円500万円600万円700万円800万円
3% 107歳  81歳  75歳  72歳 70歳
4% 100歳以上  92歳  80歳  75歳 73歳
5% 同上100歳以上  89歳  80歳 76歳
6% 同上 同上100歳以上  90歳 81歳
7% 同上 同上100歳以上100歳以上 95歳

・試算は「逃げ切り計算機」を活用

コメント

・まず表の見方だが、前提条件の通り53歳で(セミ)リタイアして、64歳までは給与収入はゼロ(資産運用もしくは金融資産の取り崩しで賄う)、65歳から月25万円の年金収入がある場合、例えば、運用利回り4%で65歳以降毎年500万円の支出のケースだと92歳までお金は持つ計算となる。
・別のケースで、例えば、年間支出を400万円に抑えることができ、一方、運用利回りが4%(以上)となれば、生存可能年数は100歳以上に「発散」し、150歳とか現実的にはそんな年齢まで生きることが不可能な試算結果が出た。
・実際には、家族揃った海外旅行だとかのお楽しみに時にはお金を使いたいし、子供の学費、親の介護費用等不透明な部分もあり、毎年の出費は変動する可能性が高い。また、当たり前だが、運用も年によって変動が大きいことが予想される。何よりも64歳までの支出額がいくらになるかが一番のポイント。
・最近読んだ社会保障の本によれば、外国では65歳ぐらいの資産額が一番多く、これを年齢が進むにつれて取り崩すのがノーマルな姿なのに、日本人だけが死ぬときに一番お金を持っているそうだ。私はしっかりと過不足なく自分で使い、遺産相続の揉め事の種は作らないつもりだ。
・つまり、「収入」と「支出」のバランスを人生トータルで上手くコントロールしたい。読者の皆さんの試算結果・考えも教えてください。

I hope you like it.

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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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