つばめ投資顧問の「顧問」に就任

年金は当てにしていない

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若い人を中心として、公的年金の持続性に疑念を抱き、年金保険料を未納付の人も一定数います。

今回は年金関係の話題を取り上げます。

私の公的年金に関する考え

私も上記の方々と同じ考えかと言ったら、そんな事はありません。確かに、自助努力での蓄えが十分に出来なかった人が、老後に「年金だけ」で暮らすのは難しい時代になってきたのは事実ですが、公的年金が将来破綻する様な未来は、少なくとも私が生きている間に想定していません。

ここでは、年金自体については詳述しませんが、もし、不安な方は以下の本をご参照ください。
(参考)知らないと損する年金の真実

ただ、私の場合には自助努力での資産が十分あるので、仮に年金を将来1円ももらえなくても、おそらく、生きるのに困ることはないでしょう。
(参考)退職後、資産倍増が視野

私の企業年金に関する考え

公的年金以外にも「年金」と名前がつくものがあります。それは「企業年金」です。これは年金と名前はついていますが、退職金の一部です。私の場合、退職時に一部を一時金としてもらい、60歳以降残りを年金形式で受け取ることになっています。

これは、金額こそ公的年金より少ないですが、死ぬまでもらえるという点においては、公的年金と同様です。もし、公的年金を65歳から受給するとすれば、65歳以降はダブルで年金が入ってくる見込みです。

ただ、公的年金同様、100%頼りにしているわけではありません。なぜなら、確定給付型年金であるため、将来の支払いは前職の経営状況の影響を受けるからです。

前職の金融機関は、日本の中では大手で、いわゆる格付に関しても日本の中では最も高い部類にありますが、民間企業である限り、将来、経営が上手くいかなるリスクは常にあります。

最悪、企業年金に関しても仮に「ゼロ」になったとしても、我が家は生きていくのに困ることはないと考えています。

余談 資産課税について

最近、何かと話題になることが多いのが、個人が保有する金融資産等の資産に関して、課税を強化したり、あるいはその金額に応じて、社会保険料等の徴収額を増減させる考え方があります。

どの程度の資産を持っていたら、こうした資産課税の影響を受けるのか、まだ何も決まっていないため判然としませんが、私はこれの実務的な可能性以前に、これは軽々にやるべきではないという考えです。

なぜなら、ある個人の資産が多いとしても、それは現役時代に相対的に高い所得に関して累進課税で世間より多く所得税を払ったり、あるいは一定の資産減少リスクを我慢してリスク資産への投資を続けてきたことの見返りだからです。

それなのに、殆ど所得税を払っていなかったり、投資せず預金でずっと持ってきたことにより資産が増えなかった人たちのために、私的財産を拠出せよというのは道理が通らないからです。

最後に

年金を「当てにしていません」が、実際にはかなりの確率で問題なくもらえると思います。そのことを前提にすれば、私は資産を今から「増やすこと」よりも、いかに有意義に「お金と時間を使うか」が最優先事項です。

なお、もし、高齢者になった際、お金が余っていたら、課税されなくとも公的な寄付など自主的に行う方針です。

I hope you like it.

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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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