比較的堅調に推移していた株価ですが、トランプ米大統領が8月1日に中国への関税をほぼ全製品に広げる「制裁第4弾」を9月に発動すると表明したことを受けて、内外の株式が今週急速に下げました。
そして、米国の株価の下げよりも、大きく下げるのが日本市場という「いつもの」パターンでした。
まぁ、米中貿易戦争に起因したこうした株価の乱高下は、私の中では想定内であり、せいぜい「機会」として利用してやろうと思っています。
(参考)
実際、昨日、大きく下げた日本株式市場においては、前日にたまたま「花王」株式を大量に購入していたため、ポートフォリオの痛みが軽減され、逆に値上がりした花王株式を一部売却して、急激に下げた複数の株式に追加・新規投資を行いました。相場が荒れるときは、優良株に投資できるチャンスですが、皆さんはどの様に対応されたでしょうか?
さて、個別株の株価の変動とそれを踏まえた対応については、ある程度、自分なりに納得のいく対応ができる自信がありますが、如何ともしがたいのが「為替レート」です。
依然として、円高に弱い傾向がある日本株ですが、日本株についてはポートフォリオの組み方次第で、為替レートの影響は軽減できますが、問題は米国株(他の海外株も同様)です。
今週、ドル円レートが108円台から106円台に一気に動きました。
僅か2円と思うかもしれませんが、率にすると約2%の変動となります。
この2%の円高方向の変動は、例外なく外貨資産について円換算した評価額を目減りさせます。
なので、米国株が下げ、為替も円高に振れた場合には「ダブルパンチ」で資産評価額が減ることになるので、ギョッとしますよね。
この円高による目減りは、個別株投資・インデックス投資の区別なく一律に影響を受けるので、投資初心者の方はご注意ください。
I hope you like it.