51歳の橋下徹氏の講演を視聴しました。
著名人ですし、著作を読んだりテレビで断片的に話を聞いたことはあったのですが、実は今回初めてまともに約1時間話を聞きました。
11月に開催された「マネーフォワード Week」(有料イベント)の動画(アーカイブ)です。
とっても良い話だったので、ベタうちですが、要点を以下に簡記します。
演題は「後悔しない生き方とお金との向き合い方」
冒頭から、後悔しない人生を送るために、橋下氏が強調したのは「完全燃焼」すること
(橋下氏としては、これまでの人生で「すでにやり切った」と)
金でもない、地位や名誉でもない。後悔しないためには、死ぬ直前病院のベッドの上で俺は「完全燃焼」したと思えるかどうか
何をしたら「完全燃焼」したと言えるかは、人それぞれ
でも、やはり没頭できることが必要
チャンスは平等
ただし、それをつかまえる力は不平等
何が鍵か。それは「行動力」
例えば、本を読んで終わってしまう人が多い。本を読んで学んだことを自分の行動に活かさないと意味がない。
簡単なノウハウなんてない
では、どうして、大阪府知事になれたのか?
テレビに出ていたから。そこで、コメンテーターとして政治に関するコメントなどをしていたから「こいつに任せてもいいかも」と思ってくれたのだろう。
なぜテレビに出ることが出来たのか。(有名になる前の)弁護士時代に急に穴が空いたラジオに出たのがきっかけ。ただ座っておけと言われたけど、どうせ出るなら、自分自身の自分ならではの意見を言ってやろうと思って臨んだ。
少年犯罪にかかる対応について私見(「場合によっては厳罰を適用すべし」)を述べた。これは弁護士としては禁句
これを聴いていたテレビのプロデューサーからテレビ出演の声がかかった。そして、そのテレビを観た別の番組プロデューサーから声がかかり・・・・
与えられたチャンスに手を抜かない。1回1回のチャンスにおいても「完全燃焼」を繰り返してきた。
30代の頃からそれを分かっていたわけではなかった。ただ、がむしゃらに働いていたが、結果的には完全燃焼していた。
これをやりたい、あれをやりたい。考えているだけではダメ
行動を起こすこと
最後に少しだけお金のことにも言及
自分の人生は自分で切り拓いていく必要がある。セーフティネットは必要だが、その後は一人ひとりが自分でチャンスを掴む(自助)
子供にもお金は残さないつもり
国に頼らず、自分のことは自分で切り拓いて生きて欲しい。
私の感想など
橋下徹氏に関しては、時々、過激な言動もあり、敵も多い人だと思いますし、私も彼の考えについて全て首肯しているわけではありません。
でも、間違いなく言えることは、難題に対して「一生懸命」取り組んでいた。それだけは言えると思います。(今回の講演も熱がこもっていたので、視聴を終えて爽やかな印象を持ちました。)
まさに「完全燃焼」の半生ですね。
翻って、私の場合、正直まだまだ「完全燃焼」という感じではないです。
30年近いサラリーマン生活は、まぁまぁ満足のいくものだったけど、その域を出ない。
職業人生はもう終わり、私の中ではこの一般的な意味での仕事を通じては、100%の満足度を得ることは出来ませんでした。
でも、私の場合、仕事と平行してプライペート・趣味の分野では、例えばブログを書いてきました。
このブログ(前身のレバレッジ投資実践日記は2007年開始)を書くことで、
・2008年の楽天証券からのイベント招致を皮切りに、証券・運用会社からブロガーとして参加を求められるようになりました。最近ではマネックスさん関係に出演しています。(松本大氏に会ったのはこれが2回目)
(参考)「マネックス証券 松本会長✖️個人投資家との特別座談会」に参加しました。
・メディアについても、個人投資家の投資歴を披露する「日経ヴェリタス」創刊以来の名物コラム「七転び八起き」にかなり前に登場したり、同紙や週刊エコノミスト、最近では日経マネーさんに連続して取り上げてもらいました。
(参考)日経マネーに再び登場:今度は米国株投資関連です。
・今年はラジオにも2度生出演しましたが、これもお声が掛かったのは「日経マネー」に出ていたからと制作ディレクターの方に言われました。
(参考)ラジオNIKKEI『北野誠のトコトン投資やりまっせ。』に2回目の登場!
・さらに、来年、初めての本を出すことになったのも、ブログを今月で13年続けていて、上記の様な「積み重ね」があってのことだと思います。そういう意味では、全てのことに「意味」がある様にも感じています。
(参考)【ご連絡】初めての本が2月に出ます!
私の人生、まだまだ、これから、いろいろな事にチャレンジしていきますよ
I hope you like it.