サイトアイコン 【L】米国株投資実践日記

【米国株】過去1年騰落率・予想PER(主要IT企業)

この記事は、5年前に書かれました。

377053 / Pixabay

エルです。

株式市場が、年末になりかなり深刻な状況になってきました。

今年は、もうこれから取り返すことは不可能なので、気分を変え、保有銘柄だけでなく、主要米国株式の状況を数値で点検しているところです。

まずは、過去1年間の株価の騰落状況と予想PERを調べた結果を参考までに共有します。

データ出所など

・数値はS&P500MAPから
・時点は2018/12/21終値ベース

今回は主要IT企業をチェック!

銘柄名 ティッカー 過去1年の株価騰落率(%) 予想PER(倍)
アップル AAPL ▲13.55 10.28
アマゾン・ドット・コム AMZN 16.97 51.61
フェイスブック FB ▲29.76 16.78
アルファベット GOOG ▲7.67 21.04
ネットフリックス NFLX 30.49 59.19
マイクロソフト MSFT 14.86 19.52
インテル INTC ▲5.72 9.91
エヌヴィディア NVDA ▲34.16 17.96
オラクル ORCL ▲8.14 12.18
シスコシステムズ CSCO 8.03 12.64
セールスフォース CRM 18.88 44.58
アドビ ADBE 19.83 21.69
アイビーエム IBM ▲27.47 7.96
ビザ V 10.83 20.03

コメント

株価騰落率

・過去1年間の米国株式の指数S&P500は▲9.9%と約1割の下落でした。こうした中で、主要IT企業の株価ですが、結論から申し上げますと「銘柄によりけり」でした。
・まず、足元では大きく下げたアマゾンですが、過去1年では約17%上昇していました。さらに、ネットフリックスは約30%も上昇しています。
・一方、iPhoneの販売減速がニュースになったアップル、情報管理等コンプライアンスの面で大きなダメージを受けたフェイスブックは約30%の下落となっていました。配当利回りが高く個人投資家に人気のあるIBMも同様の下落率です。
・また、今年前半日本の個人投資家の人気を集めた半導体関連銘柄NVDAも30%以上の大きな下落となっておりました。
・一時時価総額世界一に復活したマイクロソフトやクレジットカードのVISA、CRM、ADBEといったところも二桁の上昇率を維持しています。

予想PER

・株価の値ごろ感を測る際、最も活用されるPERについては、業界によっても水準が異なりますし、個別銘柄毎に成長性が違うため、単純な横比較は意味がありませんが、ご覧の通り、総じて「普通」の数字になっています。
・少し前まで「三桁」が当たり前だったアマゾンのPERが50倍台にまで下がっていることに、まず目が行きます。巨大IT企業のPERは、どれもこなれた水準と言えるのではないでしょうか(ネットフリックスは私には、少し難しいので、ノーコメント)。

以上です。次回はタバコメーカー等その他主要銘柄について、同様の記事をアップする予定です。↓アップしました。

【米国株】過去1年騰落率・予想PER(IT除く主要企業)
上記の続きです。データ出所など・数値はS&P500MAPから・時点は2018/12/21終値ベース今回は前回のIT以外の企業をチェック!銘柄名ティッカー過去1年の株価騰落率(%)予想PER(倍)バークシャ・ハサウェイBRK.B▲2.8818...

I hope you like it.

モバイルバージョンを終了