仕事をやめてから、何故だか本を読む数が減っています。
2021年は結局、わずか66冊読了で終わりました。
この少ない母集団の中で、敢えて3冊に絞って今年は恒例の良かった本を選んでみました。
機関投資家だけが知っている「予想」のいらない株式投資法
資産運用の「プロ」がとてもわかりやすく、株式投資において重要なことをまとめています。
私が本で書いた主張とも重なる箇所も多く、広い層の方にお勧めです。
(参考)機関投資家だけが知っている「予想」のいらない株式投資法
真のバリュー投資のための企業価値分析
これも投資の「プロ」が書いた本です。こちらは、上の本とは異なり、ある程度投資に関する知識を持った方が想定読者になります。
一番強調して申し上げたいのは本書は単なる株式投資の本ではなく、事業投資家、つまり企業などでビジネスにおける数々の意思決定を行なっているビジネスマンにとって、非常に有用な内容の本であるということです。つまり、本書を読みこなして、自分のものとすれば「仕事にも役立つ」本です。
起業の天才
この本は夏の京都旅行の間、ホテルのラウンジで毎日楽しみながら読んだ本です。リクルートを起業した江副さんとリクルートに関するノンフィクション。
政財界を巻き込んだ「リクルート事件」がなかりせば、リクルートは現在のGAFAの地位になっていた。間違いなくそんなことを思います。一定の年齢でこの時代背景を知る者が読めば、面白いはず。一読推奨!
その他
上記3点が2021年のベスト3ですが、さすがにこれだけだと寂しいので、少し追加して、これまで本ブログでは紹介していなかった作品含めてご紹介しておきます。
ワークマン式「しない経営」
著者はワークマンの現役専務。ワークマン経営の状況・特色が非常にわかる。株主は必読。読んだら、当社に投資したくなるはず
50代からは3年単位で生きなさい
以前『DIE WITH ZERO』をご紹介しましたが、この本で書かれていたことを具体的に実践していく上で、参考になる本です。(参考)『DIE WITH ZERO』は毎月読みたい必読書
「そろそろ、お酒やめようかな」と思ったときに読む本
今年、白内障の手術のため一時禁酒をする際、手に取ってみたもの。お酒をやめるつもりはなくとも、一読の価値はある。
中国に侵略されたアメリカ
現代社会の実相を知る上では、やはり読んでおきたい本です。
(参考)『中国に侵略されたアメリカ』は現代社会を知る上で読むべき
京都大学での講義シリーズ
投資しているファンド「おおぶね」の運用をしている奥野一成氏がサポートしている京都大学における企業経営者の講義録をまとめた本のシリーズはどれも学びがあります。私は全て読了しました。
以上です。
3冊以外が多くなりましたね(笑)
I hope you like it.