つばめ投資顧問の「顧問」に就任

【日本株】高配当株三銃士はこれ(2019年9月)

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いつも、ポートフォリオをちょろっと「小出し」でお見せするエルです。

今回は、現在、過去最高の残高になっている日本株(参考:楽天証券の国内株取引手数料が「超割コース 大口優遇」になりました。)への投資の中で、現時点で主に高い配当利回りとなっている代表的な3つの銘柄について、ご披露します。

日本たばこ産業(2914)

・まずは、何と言ってもJTです(笑)。たばこを吸う人数が国内ではどんどん減り、世界的なたばこ株式への投資を敬遠する動きもあって、株価は絶「不」調です。
・年初来安値をつけた先週末の終値2229円に基づく予想配当利回り(1株あたりの配当は154円で計算)は6.9%と7%に迫っています(参考:日本たばこ産業(JT)の配当利回り7%は実現するか?)。この高い配当利回りはあくまで「この安い株価」で投資したら得られるのであって、個人投資家により簿価は異なります。私は簿価@2223円ですので6.93%と試算されます。6500株保有。
・なお、堅調な中間決算などを考慮しますと、過去の買収でBSに有する「のれん」にかかる巨額の減損計上は今すぐあるとは思いませんが、こうした爆弾を抱えていることはJT株ホルダーは常に認識しておく必要があるでしょう。むしろ、足元で一番ありそうなのは、新興国通貨安による円ベースの業績下振れでしょう。下振れしてくるようですと、来期の配当の行方に注意ランプが点灯します。私個人としては、これから悪い材料が仮に出てきた時、どの様に反応するのかをシミュレーションしたいと思います。

伊藤忠商事(8001)

・総合商社の中で、時価総額が三菱商事に次ぐ第2位の伊藤忠にも投資しています。そうなんです。もう時価総額では、三井物産は伊藤忠の後塵を拝しています。
・ご承知の通り、総合商社は様々なビジネスを「総合的」に展開しており、ビジネスの中身が理解しにくい等の理由により「万年割安株」の位置付けにあります。そして、資源ビジネスについては、しばしば「高値掴み」が指摘され、資産価値が簿価よりも低い状況(PBR1倍割れ)が常態化しています。そうした中にあって、珍しく1倍を超えている会社です。
・ハッキリ申し上げて、少し長いスパンで投資できる投資家であれば、三菱商事、住友商事、三井物産、丸紅などどこに投資しても「今の株価水準」であれば、大ハズレはないと考えますが、JTの様に株価が下向きのところばかり抱えたくないので、一番モメンタムが強い伊藤忠に1本化しています。時価2106円に基づく配当利回り(配当は85円で試算)は4.0%です。私は簿価2094円で2000株保有。

出光興産(5019)

・最後は石油元売りの大手です。石油化学、原油・石炭開発なども手掛け、2019年4月昭和シェル石油と経営統合したばかり。私のこれまでの投資歴の中でも、ほとんど当該業界には投資したことがなく、また個人投資家の間でも一般的に不人気の銘柄ですが、十分稼ぐ力を持っています。
・基本的に毎期安定的に黒字にもかかわらず、PBRは0.7倍を割れていたこと、5%を軽く上回る配当利回りだったため、JTに次ぐ高配当有力銘柄として、新規にそして大胆に投資しました。私は簿価2886.3円で2000株保有。

以上です。投資は自己責任でお願いしますね。

I hope you like it.

JTへの投資が「形」になりました。

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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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