つばめ投資顧問の「顧問」に就任

【米国株】投資先のご紹介(金融セクター)

この記事は約3分で読めます。

現在、70銘柄に投資している米国株ポートフォリオについて、順番にご紹介しています。

少し間が空きましたが今回は第5回(【米国株】投資先のご紹介(ヘルスケアセクター)に続く第6回です。

本日は金融セクターの銘柄をご紹介します。

金融は米国で依然として有力な産業

・主要な米国株の指数S&P500において、一番割合が大きいのが情報技術(23%程度)、その次がヘルスケア(14%程度)。そして、3番目に位置するのが金融セクター(約13%)となります。
・経済の変動等により、多少ウエイトに動きが見られますが、この3つがアメリカが世界の中でも特に競争力を有する産業であることは間違いないでしょう。

6銘柄・約8%のウエイトで投資

市場におけるウエイトに比べるとアンダーウエイトした形で投資しています。

バークシャー・ハサウェイ(BRK.B)

・ご存知ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイには、過去に何度も投資しています。
(参考)さようならバフェット:バークシャー・ハサウェイ株式を全売却
・バークシャーが満を持してアマゾン・ドット・コムに投資したことなどを勘案して、2019年5月に全売却していましたが、主に3月に買い戻しました。買い戻した理由としては、やはりこの会社の特異な事業内容と銘柄の値動きから、ポートフォリオに含めていた方が分散効果も発揮するだろうという考えからです。
・でも、最近はバフェットに対する評価は厳しいものが目立ちますね。今日の日経記事をリンクしておきます。
(参考)バフェット氏の運用詳解 「短気」投資家で失敗も多く(日経会員限定)

CMEグループ(CME)

・世界最大のデリバティブ取引所。農産物、通貨、エネルギー、金利、金属、株価指数に関する世界で最も広範なリスク管理の場(先物・オプション取引)を提供しています。金融・商品先物のCME、商品先物のCBOT(シカゴ商品取引所)、NYMEX(ニューヨーク・ マーカンタイル取引所)、COMEX(ニューヨーク商品取引所)の4つの主要取引所で構成。2017年12月18日からのビットコイン先物上場でも話題になりましたね。
・事業の性格から、先物・オプション取引が活発になればなるほど当社の利益も増えることから、市場が荒れる(例えば、株式市場が大幅に下落する)局面で、むしろ収益が増えたりする会社です。

JPモルガン・チェース(JPM)

・世界60ヵ国以上に営業拠点を持つ世界有数の金融グループ。時価総額においては全米首位。金融業界の王様のように君臨していたJPモルガンが2000年にチェースマンハッタンと合併して発足。私が学生の頃、JPモルガンの面接を受けたことがあるのはヘルスケアのところで触れた通りです。
・アメリカの4大銀行の最大手であり、やはり金融に投資するのであれば、外せないですね。

S&Pグローバル(SPGI)

・世界的な有名な格付会社の一つ。鉄道会社が多額の資金調達する際、初めて「格付」を活用したことに起源を有する。主力の格付の他にも、リアルタイム金融取引情報、S&Pなどの株価指数、商品価格などを提供。47年連続増配銘柄。

ウエルズ・ファーゴ(WFC)

・資産規模はJPモルガン、バンク・オブ・アメリカに次ぐ全米3位のリテール銀行。バークシャー・ハサウェイの主要投資先としても有名。
・2016年に営業慣行に関するコンプライアンス上の不祥事が発覚し、未だ信頼回復の途上。3月のマーケットが大きく荒れた局面で、特に割安度が高かったため、JPMと共に組み込む銀行株として選定しました。

なお、以下の順番で残りのセクターの投資先についてもご紹介する予定です。

第7回:コミュニケーション→こちら(【米国株】投資先のご紹介(コミュニケーションセクター)
第8回:エネルギー→こちら(【米国株】投資先のご紹介(エネルギーセクター)
第9回:ETF→こちら(【米国株】投資先のご紹介(ETF)

I hope you like it.

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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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