先日「恐るべし!運用する人・しない人の違い」というエントリーをアップしました。
この投稿をどの様にご覧になったでしょうか
・前提を資産1億円に置いた夢の様な話
・そんなの俺に関係ない
・取らぬ狸の皮算用
・計算上はそうかもしれないが、現実的には色々と障害が出てきてそうは上手くいかない
等々いろいろとご意見をお持ちの方も多いことでしょう。
でも、私はこの投稿を何も自分の我が身のことだけを思って、投稿したわけではないのです。
「気づいて」欲しいと思って書きました。
自助努力もせずに嘆くな
・メディア、特に金融商品を売る側の情報はマーケットの危機を煽ったり(→売買が活発になり儲かる)、生涯にかかる費用を多く見積もりすぎの傾向があります。
・こうした金融機関に乗せられて安易に売買したり、商品性のわからないものに大金を投じるのはもっての外ですが、かと言ってじっと何もせず資産運用に動き出さない人間は「贅沢者」だと私は思います。
・もちろん、全ての人にとって資産運用が必要ではありません。資産が例えば10億円あれば、ほぼ年齢や家族構成にかかわらず「運用を一切せずとも、遊んで暮らせる」身分でしょう。でも、貴方・貴女はそんな大金を持っていますか?
・かく言う私も、お金の為に働く身分からはいずれ足を洗いたいと考えていますが、その大前提は「運用を続けること」です。
・公的年金について、いろいろと言われており、今の状態が続かないのはほぼ間違いないでしょう。少子高齢化・人口減少の厳しい状況下、国は国民の自助努力を求めており、資産運用の面では確定拠出年金の制度改定やつみたてNISA導入等を図ってきており、投資環境はかなり整備されて来ていると思います。
・ここで一言「強く」言いたいことがあります。それは、たとえ、最初は小さな投資であっても、長く続ければ「かなり」の金額に複利運用でなるのに、何もしないで「老後にお金がなくなったので、(国に)なんとかして!」と助けを求めるのだけはやめてもらいたいと。
資産運用しないのは金持ちの特権
・私は30年近く資産運用をしてきましたし、その恩恵を長い間受けてきたので、株式投資を中心とする運用には非常にポジティブな考えを持っています。
・繰り返しますが、運用は十分なお金がある人は必須ではないですが、そんな人、殆ど存在しません。だから、運用しなくても済むのは金持ちの「特権」であって、自分が庶民と思っている人にとっては資産運用は「必修科目」だと言っても過言ではないでしょう。
あとはいつから始めるか
・では、運用の必要性を理解したなら、いつから始めるのが良いのか。それは「今でしょ!」
・座して死を待つか、多少のリスク(最初から大金を投じる必要はなし。慣らし運転から始め、徐々に加速されたし)を負った運用に手をつけるか。私には、後者しか考えられないです。
・なお、今年はリーマンショックから10年。そろそろ、大きなクラッシュが来る来ると言われていますが、来たら来たで追加資金を投じて継続すれば、何も恐れることはないと思います。(いつその事態が来るかは、神のみぞ知る)
I hope you like it.