本ブログにおいて、これまで、時々、新しい機種を購入したタイミングで個別に記事にしていますが、現在の「全体像」をお示しするとともに、将来的な展望についてもメモしておきます。
一般的な投資には全く関係ありませんが、オーディオは私にとって「価値あるお金の使い方」となっています。
現行システム
まず、2025年7月時点で所有するシステムは以下の通りとなっています。

・レコードプレーヤー:テクニクス SL1500C
・SACDプレーヤー:マークレビンソン No 5101
・プリメインアンプ:マッキントッシュ MA7200
・スピーカー:B&W 805D4(スタンドは別売の専用スタンド使用)
・オーディオラック:TAOC
(説明)
・まず、システム全体の音を決める、一番重要なスピーカーはB&Wの定評ある805D4を据えています。これは、よくオーディオ店でも見かけた人気機種。割とコンパクトなサイズであるにも関わらず、相応のスケール感を伴ってモニター的に幅広いジャンルをそつなく再生してくれます。解像度も問題ありません。
(参考)B&W 805D4のレビュー
・これを駆動するアンプが、JAZZバーなどで見かける憧れのブランド「マッキントッシュ」のプリメインアンプの中堅機種のMA7200です。余裕のある再生で、音の厚み、豊かな肉感、大編成曲やジャズでの克明な音の重なりや豊かな空間の拡がりなども見事に表現。昔はもっとキャラがハッキリして音楽ソースをある程度選ぶブランドだったと思うのですが、最近は少し音の傾向が変化して、より幅広いジャンルに適した音になっています。
(参考)マッキントッシュのプリメインアンプを購入
・このスピーカーとアンプの組み合わせにしているのは、私が聴く主なジャンルがロック・ポップスとJAZZだからです。もし、クラシック愛好家でしたら、そうですね。日本の代表的なオーディオメーカー「アキュフェーズ」の製品が入っていたことでしょう。
・そして、先月、一番最近システムに加わったのが、SACDプレーヤーです。いろいろ経緯はあったのですが、現在はとても音に満足しています。
(参考)新しいSACDプレーヤーを購入
・アナログレコードを聴くプレーヤーは日本のテクニクスのエントリーモデルを使っています。これだけ、約13万円と飛び抜けて安い製品となりますけど、別にガッカリするほど音が悪いわけではありません。私はCDをメインで聴くので、CDプレーヤーの方にお金をかけているだけです。
(参考)ついにレコードプレーヤーを導入
これまでのオーディオ歴も踏まえた今後の展望
・私の「オーディオ歴」と言ったって、大したことありませんが、私が音楽を聴く再生機器でまず思い出すのは「ラジカセ」です。私が子供の頃は、日本の家電メーカーのある意味、全盛時代で本当にたくさんのラジカセ(最近の若い人はこの言葉自体、分からないことかも)がありました。
・そして、自分のお金で少し「音」も意識して購入したのがミニコンポ。テクニクス製でした。中3もしく高1の頃です。その後、高校時代にアルバイトして単品のCDプレーヤーを買いました。今の人なら驚くと思いますが、日本電気(NEC)の製品です。まだ、世の中に「CD」というフォーマットが誕生して間もない頃でした。
・さらに、サンスイのプリメインアンプ、JBLのスピーカー・・・という具合に新しい物に手を出していきました。
(参考)私のオーディオ遍歴をご披露します。
一時、単身赴任時代は自宅用とは別系統で地方の借上マンション用にオーディオシステムを持っていたこともあり、それを現在は1系統だけにしています。当時人気だったイタリアのソナスファーベルの「クレモナ」のスピーカーを愛用していた時期もあります。
・この様に、段階的にシステムを構築してきたわけですが、間違いなく「一つ」入れ替えると「はっきり」と変化を感じることが出来ます。しかし、システム全体のバランスという重要な要素があり、期待したほど音のクオリティ・アップを感じられないケースもありました。
・具体的には、2023年にB&W 805D4を導入した時がそうでした。これは、当時使っていたアンプ(マランツ PM-12 OSE)(参考リンク)が元々サブのシステム用に購入したもので、それほどグレードが高くない(定価35万円、重量15kg)ことが要因として考えられます。要は「力不足」だったと思われます。
・その後、現在のマッキントッシュに入れ替えると、B&Wが「本領発揮」してくれる様になりました。アンプがボトルネックだったのですね。この様に、スピーカーとアンプの部分を固めた上で、今回、CDプレーヤーをマランツのSACD30n(これは現在も人気の現役機種:定価38万円)(参考リンク)からマークレビンソン(現在の価格コムの価格は76万円程度)にグレードアップしたものです。音が顕著に良くなりました。
・ここからは「今後」の話。やはり、段階的にクオリティのUPを図る考えです。まず、2023年に購入したレコードプレーヤーをもう少しグレードの高いものにしようと考えています。これは「来年」を予定しています。同じテクニクスも選択肢に入りますが、また改めて来年になってから、検討したいと思います。
・そして、こちらは数年先の話になりますが、SACDプレーヤーの「一段階上」のクラスへの買い替えです。現状、現在のシステムには十分満足していますが、更なる質的向上を一部機種の変更で行うものです。AIも使って、いろいろ検討したところ、ESOTERIC K-05XD(参考リンク)が一番良さそうです。ただし、こちらは来年という話ではないので、その時の検討になりますが。
・さらに先のイメージもあります。現在使っているスピーカー・アンプのどちらも100万円以上クラスの製品故に、そう簡単に手放すつもりはありませんが、上には上があるのも事実。なので、上記CDプレーヤーのみ数年後チェンジしたさらにその先に、スピーカーはそのままで、アンプとCDプレーヤーを更に上に換えることを想定しています。この領域になってくると、いよいよ「長く使う」ことも意識しますが、アンプはメインテナンスも良好なアキュフェーズの製品(フラッグシップモデル)を念頭に入れています。CDプレーヤーについては、次の製品の使用と評価を踏まえての検討事項になるでしょうか。
以上、有価証券「投資」とは全く関係ありませんが、私の毎日のQOL向上にとって、非常に重要なお金の使い方に関する話題でした。これも立派な投資です。
もちろん、将来、この方針に沿って、検討・購入した際には、記事をUPします。
I hope you like it.