つばめ投資顧問の「顧問」に就任

運用資産の騰落率ー支出=総資産の変化率だけど

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私は過去のブログ記事に書いてきた通り、運用資産の成績を「厳密・厳格」には把握していません。

換言するなら「管理のための管理」は行なっていないということです。

というのも、私は金融資産のうち、常に極力多くを資産運用に回しており、運用資産と金融資産がニアリーイコールだからです。大体、自宅含めた総資産のうち、預金として持っているのは1%程度というのが常態です。

ですから、毎年恒例の「まとめ」記事における運用成績も「総資産」の増減を把握の上、ブログにも開示しています。

もちろん「総資産」の増減要因には、資産運用によって増えたり減ったりする要因の他に、必ずマイナスに作用する要因があります。

お分かりの通り、毎日・毎月・毎年の「支出」です。

流石に、我が家の支出の実額をそのまま開示するのは抵抗があるので、運用とセットでトータル毎年「どうなったのか」ブログ記事にしています。

ちなみに、2019年に早期退職して以降の実績は以下のまとめ記事をご参照ください。
セミリタイア4年目の2022年を総括
セミリタイア3年目の2021年を総括
セミリタイア2年目の2020年を総括
セミリタイア初年の2019年を総括

この様に、資産運用の成績と支出両方の要因が合わさって、総資産の増減が決まるわけですが、大事なことは式の最後の「総資産」の増加(率)を大きくすることではありません。

いかに、家族の生活を快適・有意義に送るために「必要・十分な支出」を行うことが「最重要」な点です。

これを間違えて「総資産」の増加(率)に重きを置くと、この目的のためには支出の切り詰めに走ることになってしまいます。

もちろん、現在、私は資産運用のみで支出を賄っていることから、保有資産の額や運用利回りとの対比で、極端に支出が多いとこれから何十年も続く人生が継続不能となってしまいますので、程度問題ではありますが。

ただ、我が家の場合にはよくFIREの本に出てくる、いわゆる「4%ルール」(毎年、資産の4%の支出であれば、かなりの確率で資産を減らすことなく、運用のみで生活できるというもの)には「全く縛られていない」ということを強調しておきたいと思います。

なお、支出についてはマネーフォワードMEで「厳格」に把握していますが、毎年、食費などは大きな変化はありませんが、旅行に多く行く年があったり、目の手術をする年があったり、オーディオをたくさん買う年があったりで、かなり年によって金額の増減があるのが実情です。

今年、退職してから5年目ですが、今のところ特に支出を切り詰めたり一切せずに、基本的に資産は増加を続けています。

I hope you like it.

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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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