つばめ投資顧問の「顧問」に就任

「アクティブ天国」の日本市場!?

この記事は約2分で読めます。

今日の日経新聞のコラム「大機小機」に興味深い記事があったので、ご紹介します。
(参考)「アクティブ天国」の日本(会員限定記事)

要旨

日本で「パッシブ運用(インデックス運用)」がかくも急速に広がるとは予想できなかった。インデックスファンドがここ数年、投資信託の売れ筋上位を独占している。そして、確かにこれまではインデックスファンドの優位性はデータから裏づけられる。

しかし、日本の株式市場は、欧米市場に比べて格段にインデックス投資の割合が高いので、むしろアクティブ運用をする上では超過収益を狙いやすい市場になっている。そのため、金融機関は、もっと自信を持って優良な日本株アクティブファンドを投資家に勧めてはどうか

引用(抜粋)

インデックスファンドの優位性はデータから裏づけられる。米指数算出会社の調査(SPIVA)によると、日本株を運用する国内アクティブファンドで過去10年間の運用成績が株価指数を上回ったのは全体の26.4%だった。

「インデックスのパラドックス」と呼べる状況が、実は今の日本株市場で生まれている可能性がある。日銀と年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)という第1位と第2位の株主が、ほぼ全額をインデックスで購入しているからだ。この結果、市場全体に占めるインデックス運用の比率は半分を大きく超えている可能性がある。

先のSPIVAによると、インデックスに勝ったアクティブファンドの比率は米国は9.8%、欧州は7.2%にすぎない。日本株市場は今、欧米より格段に超過収益を出しやすい「アクティブ天国」なのだ。

コメント

どこの市場でも、インデックスファンドに対して、アクティブ運用が勝つのは容易ではありませんが、私の実感でも米国株に比べると日本株の方が個別株で超過リターンを得ることは比較的簡単(あくまで相対的にですよ!)に感じます。

皆さんはいかがでしょうか

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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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