毎年、恒例の記事です。
【L】米国株投資実践日記経由で、ブログ読者の皆さんがご購入された本の上位5冊をご紹介します。
お詫び
まず、最初にお詫びから。2018年の同記事の最後(参考:2018年弊ブログ経由で売れた本ベストテンを発表)において、「2019年もたくさんの本をご紹介する予定です。」とお約束したのにもかかわらず、今年は本の紹介記事をあまり書くことができませんでした。
加えて、読者の利便性を考え本の紹介記事にリンクしていたアマゾンリンクが一時ほぼ全て使い物にならない事態が発生し、ご不便をおかけしました。改めて、お詫びいたします。
(参考)【悲報】アマゾンリンクが全滅(涙)
この修復に2週間くらいかかり、すっかり疲れて嫌気がさしたのも理由です。それと、今年は本を読む数も減っていたためです(これは理由にならないか)。
JTのM&A
では、例年に比べて、読者の皆様に本絡みの記事に接していただく機会が少ない中で、売れた本を挙げていきます。いつもは10冊ですが、今回は5冊限定です。
5位は知る人ぞ知るグローバル企業の日本たばこ産業の重要な経営戦略であるM&Aについて、当時実務を取り仕切っていた役員の方が書いた本です。本書は2018年私が読んだ本の中でも、オススメの一冊です。
(参考:2018年160冊読んだ中から厳選した25冊)
知ってはいけない 隠された日本支配の構造
4位も2018年に読んだ160冊の中から25冊「厳選」した中に入った本です。本書などをきっかけとして、最近、私の中では「戦後史」について勉強するのが「マイブーム」(古い言葉だ)となっています。ベストセラーなので読んだ方も多いと思いますが、未読の方はぜひこの機会に。日本人のこれが「常識」になることを祈ります。
世界を変えた10冊の本
ベスト3は、アマゾンのキンドル本がセールの時など何度か紹介していることもあり、「2017年当ブログ経由で売れた本ベスト10」において見事1位に輝いた本です。池上彰氏が世界の名著の中から世界を変えるほどインパクトを与えた10冊を簡潔にまとめた本です。
Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法
3位までが少し古い本であったのに対し、2位の本書は日本で2019年発売された本です。いわゆる自己啓発書のカテゴリーに分類される本です。元々はスイスとドイツの新聞に掲載されていたコラムがドイツで本として刊行され、世界30カ国で翻訳されているベストセラーです。本書で紹介される「51の思考の道具箱」は1)過去40年に渡る心理学研究の成果、2)古代ギリシャに起源を持つストア派(セネカとか)の哲学の思考、そして、3)ウォーレン・バフェットなどバリュー投資家の関連書籍から導き出されています。500ページ近く分厚い本ですが、本書の教え(よい本を選んで「続けて二度読む」ことのすすめ)に従うに値する本です。
マネーの公理
いよいよNo.1の発表です。2019年一番売れたのは、2018年(5位)、2017年(3位)と、毎年ランキングに顔を出す本ブログの「売れ筋定番」です。繰り返し読む価値あり。詳細は以下の紹介記事をご参照ください。
(参考)『マネーの公理』(マックス・ギュンター)は繰り返し読む価値あり
いかがだったでしょうか。
皆さまの年末年始の読書セレクションの参考になれば幸いです。
I hope you like it.