つばめ投資顧問の「顧問」に就任

「約束された未来」が見える

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日経マネー(2020年10月号)、もうご覧いただいたでしょうか?

日経マネーに再び登場:今度は米国株投資関連です。
2019年にアーリーリタイアして以降、メディアには、アーリーリタイア関連で取り上げていただくことが多かったのですが、今回、日経マネー(2020年10月号)に「本業」の米国株投資関連で取り上げていただきました。 <今回の特集> 本号の巻頭特集...

私エルが、2月号、9月号に続き登場しています。

今日はこの日経マネーの「アクターコロナの配当生活入門」特集や、最近、自分で調べた数字を見て感じたことについて書きたいと思います。

改めて実感した米国株の底力

エントリー「【必見】2009年に投資した1万ドルがこんなに増えるなんて!!」や「【米国株】これが「最強の10銘柄」かもしれない!?」の作業を通して、改めて感じるのは、米国株の株価上昇率の凄さです。

ここで強調したいのは、何か「特別」変わった企業に投資しなくても、かなりの運用成績が得られるということです。

最近、バブル的な勢いを見せているテスラ株とか新しい企業に投資せずとも、ナイキやマクドナルド、ビザなど身近な企業への投資で十分満足できるリターンがあるということ

日経マネー最新号でも「2010年1月末に100万円分購入して持ち続けたら?」という検証をしていました。( )内はこの間の配当総額で内数です。

<ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)>
3.3倍の332万円(56万円)
<プロクター・アンド・ギャンブル(PG)>
3倍の302万円(49万円)
<コカ・コーラ(KO)>
2.6倍の262万円(56万円)

ちなみに、日本株の人気株で高配当株の三菱商事が残酷にも比べられていました。
1.4倍の140万円(39万円)

トータル・リターンだけでなく配当額だけでも負けていますね。

これ、別に格別成績が良い銘柄ではなく、むしろ成熟した「安定株」との比較であって、ナイキとかだと比べるのが嫌になります。

我々は投資パワーを享受できる

この様なデータを見ていると、当たり前のことを感じます。

それは、良いビジネスを行い、高い競争力を持っている企業に「長期投資」すれば、投資家が寝ている間に、しっかりと稼いでくれるということ、です。

10年くらいだと、特定のマーケット・銘柄の場合、リターンが必ずしも上がらないケースもあり、「短期」の範疇に入ると言う人もいますが、たぶん私を含めて殆ど方の投資期間はもっと長いと思いますので、続けていたら10年はあっという間です。

もっとも「言うは易し、行うは難き」だったりしますが。重要なことはマーケットに居座り続けることです。

「約束された未来」

ここで、自分の話をさせてください。上記日経マネーなどで「アーリーリタイア」関連で取材を受けた際、いわゆる「逃げ切り計算機」で将来に向けた試算をしたことをお話しました。

一定の前提を支出や運用利回りなどで置き、最後は「えいや」でやったという話です。

何せ、収入が一番多い時に自分の意志で早く仕事を辞めるというリスクを冒すわけですから、楽観的過ぎるのは禁物。一定のバッファーを持った上での決断でした。

今、こうしてリタイアしてから1年半以上経っても、入金パワーなくても資産評価額が過去最高を更新し続けているのは、他でもない「投資」のおかげです。

世の中に「絶対」ということはないので、「絶対」とは断言できませんが、これまでの30年近い投資経験からは、将来も少なくともインデックス投資並には資産を増やしている「未来」が自分には見えてきました。

これは大袈裟に表現すれば「約束された未来」と言えるでしょう。

アマゾンさん、マイクロソフトさん・・・これからもよろしくお願いします。

I hope you like it.

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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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