なんだかんだ言っても、世界の企業の中で注目度が高いのが、GAFAと表されるアメリカのIT企業大手です。
各社の四半期の決算が揃いましたので、以下、簡単にメモしておきます。
アルファベット(GOOGL)
まず、グーグル有するアルファベットの決算から
売上高23%増収・純利益43%増
米グーグルの持ち株会社、米アルファベットが2日に発表した2020年10~12月期決算は、売上高が前年同期比23%増の568億9800万ドル(約5兆9700億円)、純利益が同43%増の152億2700万ドルだった。売上高、純利益ともに四半期として過去最高を更新した。
(参考)アルファベット純利益43%増、動画広告が好調 10~12月(日経会員限定)
アップル(AAPL)
売上高21%増収・純利益29%増
米アップルが27日発表した2020年10~12月期決算は売上高が前年同期比21%増の1114億3900万ドル(約11兆5970億円)だった。四半期売上高が1000億ドルを超えるのは初めて。新機種を出した「iPhone」の販売額が過去最高となったほか、在宅勤務の浸透でパソコン「Mac」やタブレット「iPad」なども伸びた。純利益は29%増の287億5500万ドルだった。
(参考)Apple29%増益 10~12月、売上高は初の1000億ドル超(日経会員限定)
フェイスブック(FB)
売上高33%増収・純利益53%増
米フェイスブックが27日に発表した2020年10~12月期決算は、純利益が前年同期比53%増の112億1900万ドル(約1兆1680億円)だった。新型コロナウイルスの影響で消費者がインターネット通販などの利用を増やし、主力のネット広告事業の収益を押し上げた。
(参考)Facebook53%増益 10~12月、ネット広告が好調(日経会員限定)
アマゾン・ドット・コム(AMZN)
売上高44%増収・純利益2.2倍
米アマゾン・ドット・コムが2日発表した2020年10~12月期決算は、売上高が44%増の1255億5500万ドル(約13兆1870億円)だった。新型コロナウイルス下の年末商戦でネット通販の利用が伸び、純利益は2.2倍の72億2200万ドルとなった。
(参考)Amazonの10~12月期、売上高44%増 初の1000億ドル超(日経会員限定)
GAFAは以上ですが、マイクロソフトも載せておきます。
マイクロソフト(MSFT)
売上高17%増収・純利益33%増
米マイクロソフトが26日発表した2020年10~12月期決算は売上高が前年同期比17%増の430億7600万ドル(約4兆4600億円)だった。クラウドサービスの利用拡大に新型ゲーム機の発売が重なり、四半期で初めて400億ドルを超えた。純利益は33%増の154億6300万ドルだった。
(参考)Microsoft、10~12月売上高4.4兆円 クラウド利用拡大(日経会員限定)
まとめ
・改めてですが、上記数字は四半期(3ヵ月)の決算の数字です。たった3ヵ月でこのスケールなのです。そして、この規模の企業が2桁(それもかなり)の成長率を維持しているのが、凄すぎます。
・私はこのうち、アマゾン、アップル、マイクロソフトの3社に投資していますが、投資していない企業含めて、ほぼ即日に決算概況は把握しています。把握していると言っても「相変わらず調子いいこと」を確認する程度です。もちろん、異変があれば深く調べますが・・・
・私は企業情報については、日本語で入手できる中では日経をメインにしていますが、リンクした記事は日経においてもすぐに電子版で見ることができます。この様に主要企業の業績は「すぐに」「日本語」で読めるのです。(日経以外のメディアでもたくさん記事になっています)
・ちなみに、5社合計でも過去最高業績となっています。
(参考)米巨大IT5社、全て最高益 コロナ禍でデジタル化加速(共同通信)
I hope you like it.