エルです。
拙著を出版後、Twitterのフォロワーの数が急速に増えておりまして、
2/16に15,000人になったばかりだったのに、その約2週間後の本日3/2に16,000に到達いたしました。
やはり、本を出すことの効果は大きいですね。
そして、昨日、日経新聞に本の広告(参考:日経新聞「広告掲載」記念)が載った効果も大きくて、昨日はアマゾンなどでの本の売り上げが明らかに伸びていました。
前置きはこれくらいにして、本題に入りましょう。
「最強の10銘柄」とは
このブログ読者や拙著を読んだ方には、おさらいとなるのですが、私が長年の投資経験を踏まえて、あくまで過去のトラックレコードをベースとして考えた10銘柄からなるポートフォリオに「最強の10銘柄」があります。
・ビザ(V)
・ナイキ(NKE)
・コストコ・ホールセール(COST)
・ロッキード・マーチン(LMT)
・マコーミック(MKC)
・ホーム・デポ(HD)
・ユニオン・パシフィック(UNP)
・ユナイテッドヘルス・グループ(UNH)
・ダナハー(DHR)
・チャーチ・アンド・ドワイト(CHD)
これらの銘柄に2009年1月から2020年7月まで投資した場合の実績(均等:リバランスせず:配当再投資)では、
当初1万ドルが10万3,219ドルと10倍以上になっていました。
年率22.33%です。(同じ期間のS&P500は約14%)
もちろん、将来、必ず、同じ様な成績になることは保証できないのですが、このポートフォリオの優れたところは「攻めにも守りにも強い」ところなのです。
あくまで過去実績ですが、この期間のベストイヤーでは年率37%、ワーストイヤーでも年率9%の上昇となっており、投資信託なんかでお馴染みのシャープ・レシオが1.6と極めて優秀な実績を残しているのです。
ご興味がある方は、拙著『英語力・知識ゼロから始める! 【エル式】 米国株投資で1億円』で組入銘柄の概況について説明しているので、ご覧ください。
足元では全般的に低調
では、最近の状況を見て確認してみましょう。
<2019年>
「最強の10銘柄」:34.54%
Vanguard 500 Index Investor:31.33%
この「Vanguard 500 Index Investor」というのは、シミュレーションで使用したツール(参考:米国株投資家なら利用したい3つのサイト)でベンチマークとして選択できるもの。日本では買えないですが、米国株の主要指数であるS&P500に連動する成績を目指す投資信託です。
<2020年>
「最強の10銘柄」:23.27%
Vanguard 500 Index Investor:18.25%
あれ、「最強の10銘柄」がやはり直近2年では、インデックスに「楽勝」していました(笑)
<2021年(2月まで)>
「最強の10銘柄」:-5.65%
Vanguard 500 Index Investor:1.71%
たった2ヵ月という短い期間ですが、珍しく「最強の10銘柄」が指数にボロ負けしていますね。
あくまで参考程度にご覧いただきたいのですが、個別銘柄の騰落率は以下の通りとなっています。
・V -2.75%
・NKE -4.53%
・COST -11.98%
・LMT -6.23%
・MKC -11.84%
・HD -2.74%
・UNP -0.63%
・UNH -5.26%
・DHR -1.11%
・CHD -9.45%
ちょうど現在のマーケットがコロナ禍からの回復を織り込む状況になっていて、これまで成績の悪かったセクターに資金が向かっていること等により、生活必需品などの株価が調整を強いられている感じです。
実際、この状況を受けて、私の「米国株ポートフォリオ」の調子も今年に入ってからはインデックスに劣後していますが、日本株含めて全体では資産が減るということはなく、着実に増えています。
(注:私はマネーフォワードに全ての資産を登録。円ベースの資産評価額を毎日チェックしています)
私はドルで受け取った配当を最近はこの出遅れの「最強の10銘柄」に再投資しています。
私の真似してください、ということではありませんが、私の最近の投資行動としてご紹介しました。
まぁ、私のこれまでの経験からすれば、「今」これらの銘柄に投資するのは少なくとも「悪くない」と控えめに表現しておきましょう。
I hope you like it.