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住民税「申告不要」手続き:練馬区の説明がわかりやすい!

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現在、確定申告シーズンの真っ最中ですね。

私はエントリー「【Semi-Retired】税金・健康保険に関する話題など」にある通り、先週税金の「還付」を無事受けたところです。

さて、比較的最近、個人投資家の間では、静かにホットな話題(なんという日本語やね)が住民税の「申告不要」手続きです。

住民税の申告不要?

たぶん、世間では

・投資をしていない人も多い
・投資をしている人の殆どが特定口座(源泉徴収あり)を選択。そのため、確定申告をしない人が多数
・仮に「ふるさと納税」や「医療費控除」などの関係で確定申告をする場合であっても、通常確定申告を行うとそのデータが住民税計算に活用される仕組みのため「住民税」の申告を意識する人は稀

なのではないでしょうか

住民税「申告不要」手続きとは

<国民健康保険料・介護保険料等との関係>

利子所得、配当所得及び株式譲渡所得のうち、特定口座による上場株式等の利子所得、配当所得等及び特定口座による上場株式等の譲渡所得について、源泉徴収のみにより課税関係を終了することができる場合は、保険料算定の所得には含まれません。

しかし、これらを含めて確定申告した場合は、利子所得、配当所得及び譲渡所得は保険料算定の対象となる所得に含まれます。

ただし、住民税の課税方法として申告不要制度を選択した場合は、保険料算定の対象となる所得に含まれません。

投資をしている人が所得税を減らそうと思って確定申告したら、国民健康保険料・介護保険料・後期高齢者医療保険料が上がったりする可能性があります。

そうした弊害を防ぐための手続きが住民税「申告不要」手続きです。

なお、「申告不要」と言いながら、実際には区役所などに行って「この手続きの適用を受けたい」と申し出て所定の申告書を提出しなければならないので話が少々ややこしいのです。(ちなみに私が住むところでは、一度この申告を行うと翌年も当該申告書がご丁寧にも郵送されてきました。私が申告を済ませた後ですけど)

練馬区の説明がわかりやすい

所得税と住民税の納税方法を異なる方法で選択可と明示されるようになったのが数年前のため、はっきり言って行政の人もよくわかっていない人が多いです。

そして、市役所のHPも説明不十分のケースが多いのではないでしょうか

今日、たまたまツイッターのツイートで練馬区の説明がわかりやすいことを知ったので、これから住民税「申告不要」の手続きを行う方は以下を参考にされると良いでしょう。

(参考)
株式等の譲渡益や配当に対する税金(練馬区公式ホームページ)
特定配当等・特定株式等譲渡所得金額申告書(同上)

なお、地域によって多少要求書類など異なるかもしれません。上記で知識をつけた上で行政マン・ウーマン(相手も詳しくない可能性あり)との間でスムーズなやりとりが行えることを祈念します。

本件に関しては、先日ご紹介した本が大変参考になります。
(参考)【配当金生活者の必読書】バリュー投資家のための「米国株」データ分析(ひろめ・著)

追記)
住民税申告不要等申出書(記入例)(高知市)

I hope you like it.

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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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