私がメインで投資しているのは、米国個別株10銘柄です。
私はこの銘柄群を「最強の10銘柄」と呼んでいます。拙著で紹介している他、このブログでも度々取り上げています。
(参考)
・2022年も「最強の10銘柄」は最強だった(2023/1/1)
・「最強の10銘柄」が日経マネーで紹介されました。(2022/2/21)
ちなみに、私の本投稿現在の保有状況は以下のリンク記事の通り
基本的に、最近、個別株を売却している動きの中でも減らさず、むしろ増やしてきています。
その理由は「守りながら」それでいて、上昇相場にもしっかり追随を目指す私の理想的な運用を行う上で、必要なパーツだからです。
2023年1月から4月までの運用成績
これまで、この10銘柄のポートフォリオ運用を行えば、かなりの確率で主要な米国株市場の指数(S&P500)を凌駕してきました。ところが、今年は今のところ「絶不調」なのです。
銘柄 | ティッカー | 株価騰落率(単位:%) |
チャーチ・アンド・ドワイト | CHD | +20.88 |
ビザ | V | +12.24 |
コストコ・ホールセール | COST | +10.42 |
ナイキ | NKE | +8.60 |
マコーミック | MKC | +6.47 |
ロッキード・マーチン | LMT | -3.93 |
ホーム・デポ | HD | -4.17 |
ユニオン・パシフィック | UNP | -4.91 |
ユナイテッドヘルス・グループ | UNH | -6.85 |
ダナハー | DHR | -10.54 |
「最強の10銘柄」全体 | +2.81 | |
VOO(S&P500) | +9.19 |
(コメント)
・私が普段、米国株の配当やETFの分配金を再投資に回す際、購入しているのがS&P500に連動する投資パフォーマンスを目指すETFのVOOです。このVOOは今年4月末まで、ドルベースで9.19%の上昇となりました。
・これに対して、我が「最強の10銘柄」に均等に投資していた場合のパフォーマンスは+2.81%となり、VOOに大きく劣後する状況となっています。
・S&P500と比べて、確かにいつもいつも良好な成績を収めているわけではないのですが、この短い期間とはいえ、これだけ差をつけられるのは、私が観測している範囲では「かなり珍しい」です。
・なお、今年の米国株式市場は一部のIT銘柄の上昇などが牽引している「歪な」マーケットだというような表現も一部関係者では言われており、この「最強の10銘柄」との株価上昇率の乖離についても、いずれ解消方向に動くのではないか。そう期待も込めて、考えています。
・ちなみに、こうしたポートフォリオの過去実績は以前ご紹介したサイトで、誰でもご自身で確認・活用できます。なお、投資判断はくれぐれも自己責任でお願いしますね。
(参考)米国株投資家なら利用したい3つのサイト
I hope you like it.