毎年恒例の1年間によく読まれた記事(参考:2022年読まれた記事)に続いて、今年ブログ読者がブログ経由で購入した本のランキングを発表します。
お詫び
今年もなぜだか読書量が減っており、ブログで本の紹介する機会が一段と減ってしまいました。割と本の紹介を楽しみにしてくださっている方が多いので、この場をお借りして、お詫びいたします。(毎年言ってるゾ)
DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
今回は合計10冊をご披露します。同じ冊数があるので、まず単独7位の売り上げとなったのが、昨年話題になったこちらの本。生き方を考える上で、大変示唆に富む本です。
(参考)『DIE WITH ZERO』は毎月読みたい必読書
つみたて投資の終わり方
次は4冊同じ冊数で並びました。まず、最初はカン・チュンドさんが今年電子書籍のみで発売した本
多くの投資の本が資産形成期の人を対象に書かれ、「積み立て」の方法などについて書かれているのに対し、本書はその「終わり方」について書かれた、今のところユニークな存在の本となっています。
(参考)カン・チュンドさんの近著とオフ会
ティリングハストの株式投資の原則
次は第二のピーター・リンチの呼び声高い、フィデリティの現役著名ファンドマネジャーの本です。
いわゆるファンダメンタル分析に必要なノウハウや数々の箴言が詰まっており、投資本好きには大推奨、2020年読んだ本の中でも特にオススメの一冊です。
(参考)2020年読んだ本から選んだ8冊
夫婦でFIRE
次は近年一般にも言葉の意味が定着した感のある、いわゆるFIREに関する本。多くの関連本が著者単独の語り口になっているのに対して、本書はタイトル通り「夫婦」でとなっているのがユニーク
(参考)『夫婦でFIRE』(グミ&パン)を読了
おけいどん式ほったらかし米国ETF入門
次はブロガー・著者仲間のおけいどんさんが今年出版した2冊目の書籍です。当ブログでは、単なる本の紹介ではない形の記事でご紹介しました。
(参考)『おけいどん式ほったらかし米国ETF入門』を読んで考えたこと
真のバリュー投資のための企業価値分析
次は2つが同じ冊数で並びました。まず最初は投資の「プロ」が書いた本です。こちらは、ある程度投資に関する知識を持った方が想定読者になります。
一番強調して申し上げたいのは本書は単なる株式投資の本ではなく、事業投資家、つまり企業などでビジネスにおける数々の意思決定を行なっているビジネスマンにとって、非常に有用な内容の本であるということです。つまり、本書を読みこなして、自分のものとすれば「仕事にも役立つ」本です。
(参考)真のバリュー投資のための企業価値分析(柳下裕紀)
千年投資の公理
この本は読んだ記憶はあるのですが、いつ読んだのか?また、過去にブログで紹介した記録も検索では見つかりませんでした。どなたか、わかったら教えてください(笑)
機関投資家だけが知っている「予想」のいらない株式投資法
いよいよベスト3です。こちらの本も著者は投資の「プロ」です。昨年読んで当ブログでご紹介しました。
(参考)機関投資家だけが知っている「予想」のいらない株式投資法
2021年に読んだ本の中でも、特におすすめの一冊でもあります。
サイコロジー・オブ・マネー
第2位は今年紹介(参考:『サイコロジー・オブ・マネー』はお薦めです。)した本です。
経済的成功のカギは「ソフトスキル」であり、お金の使い方は机上の電卓で簡単に計算できるようなものではなく、「人間心理」から学べる。というのが、著者のコアのメッセージ
本書(全部で20章)は、単なるお金の知識ではなく、より良い人生を生きるための知恵と呼ぶに相応しい読み物となっています。
知らないと損する年金の真実
いよいよ、今年売れた本の第1位の発表です。こちらは、公私共にお世話になっている大江英樹さんの年金本です。私含めて、年金に関する知識は「曖昧」「不正確」な人が殆どと言っても過言ではありません。
とても大事なことなのに
そうした中で、本書はいわば年金版『ファクトフルネス』ともいうべき仕上がりとなっています。一般人は本書を読めば、必要十分な知識が得られること請け合いです。
(参考)知らないと損する年金の真実
最後に
以上がノーマルな売上ランキングです。しかし、やっぱり?2021年2月に出版した拙著が実は一番多くご購入いただきました。改めて、御礼申し上げます。(もっと買ってください:笑)
ちなみに、昨年売れた本は以下でした。なお、年末で再集計して、変動があればランキングを一部修正するかもしれません。
I hope you like it.