つばめ投資顧問の「顧問」に就任

信用取引はしばらく停止

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元々、金額的(総資産との比較において)には、そんなに大した取引をしていなかったのですが、個別株式取引に付随して適宜行っていた信用取引をしばらく止めることにしました。

信用取引とは

信用取引とは、証券会社に担保として「証拠金」を預け、その金額の最大3.3倍の株式取引ができるもの。証券会社は「少ない資金でより大きな利益が狙えます」と信用取引のメリットを強調しますが、裏を返すとそれだけ大きな損失を抱えるリスクもあるものです。

個人投資家の中には、現物保有額と変わらない様な金額の信用買いポジションを構築し、大幅な資産増加に成功している人もいますが、株式市場全体が何かの事情により急落した際には、取り返しがつかない痛手を負って退場となる人も散見される怖い取引です。

これまでの活用状況

エントリー「「信用取引」という武器を手に入れた」(2020/3/27)にある通り、退職した翌年になって初めて、私は信用取引というものを始めました。

始めた当初は、J-REITが暴落した際に活用するなど、割とアグレッシブな使い方もしていたのですが、その後は主に以下の二つの使い方をしていました。

・保有現物に含み損が発生し、それを実現させたい(かつ当該銘柄は継続保有したい)場合に、現物株を売却する一方で一時的に信用買いを行い、翌日以降、それを現引き(=現物に変える)

・日次の株価下落率ランキングの中で、短期的に過剰に株価が売られていると判断したものに、最初から短期取引目的で信用買い。その目論見が当たっていた場合、株価は自律反発するので、そのタイミングで買いのポジションを返済(利益確定)

なお、私は信用「買い」は行いますが、株価の下落を見込んだ「売り」は一切行いません。

今回の判断に至った理由

早期退職後、丸5年が経過しましたが、今月末の総資産が過去最大の月末になることが確実であるなど、退職前の想定以上に資産運用が上手くいっており、そんなにがめつくリスクテイクする必要がないと考えるからです。

また、日本の株式市場も早ければ、年内にも日経平均が4万円に到達する可能性が囁かれるなど、水準が相応に上がっており、信用のポジションを追加的に取って行うことのリスク対比のリターンの魅力が相対的に低下(=リスクは増大)したと判断したからです。

加えて、信用のポジションを持つと、それだけ投資にかける時間がどうしても増えてしまい、読書などに充当できる時間が削られてしまうこと。これも大きな理由の一つです。

ただし、今後、日本の株式市場が暴落(定義は人それぞれですが)するなど、明らかに下落が行き過ぎで、追加的なリスクテイクが十分報われる可能性が高いと判断すれば、再び機動的に信用買いを出動する考えです。

信用取引はほどほどに

I hope you like it.

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この記事を書いた人
エル

50代、4人家族。1991年株式投資を開始。リーマンショックの影響により過去最高の含み損を抱えるも、2009年末に復元。2011年レバレッジ投資(両建て投資)終了。2019年セミリタイア。現在は米国株を中心に運用中。趣味は読書で「積ん読」は数百冊を誇る。音楽や映画鑑賞も好きです。

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